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ヒルトンとエクスプローラ・ジャーニー、特典で提携
2026.07.10
外国船社
米ホテル大手ヒルトンはエクスプローラ・ジャーニー(E J)との提携を拡大し、自社のロイヤルティ・プログラム「ヒルトン・オナーズ」の会員がE Jのクルーズでポイントを獲得、利用できる新サービスを開始した。
ヒルトン経由でクルーズを予約すると運賃1ドルにつき10ポイントが付与されるほか、運賃の5%割引や会員ランクに応じた優待が受けられる。ホテル宿泊に限られてきたポイント・プログラムをクルーズに広げることで、2億5000万人を超える会員の追加需要を見込んでいる。
エクスプローラ・ジャーニーは、MSCグループ傘下の富裕層向けクルーズブランドとして2023年に運航を開始。現在、「エクスプローラI」(6万3900トン)と「エクスプローラII」(同)の2隻を運航しており、今年7月には液化天然ガス(LNG)を燃料とする3隻目の新造船「エクスプローラIII」(7万2800トン)が就航する。今回の提携では、地中海や北欧・アイスランド、カリブ海、パナマ運河など同社の主要航路すべてが対象となる。
ヒルトンの最高マーケティング責任者(CMO)、マーク・ワインスタイン氏は今回の提携について、ホテル宿泊にとどまらない旅行体験全体を会員に提供する狙いがあると説明。E Jの利用客をウォルドーフ・アストリアやコンラッドなど傘下ホテルへ呼び込むなど、双方向の送客に期待していると述べた。
一方、E Jのアンナ・ナッシュ社長は、この提携がヒルトン・オナーズ会員に自社ブランドを訴求できる機会としている。船隊を2028年にかけて6隻体制まで拡大する同社は、安定した新規顧客の獲得につながると見ている。
写真提供:エクスプローラ・ジャーニー

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