クルーズニュースNews
マイアミ港、寄港集中の繁忙期を前に渋滞緩和策
2026.10.19
港
米フロリダ州のマイアミ港(ポートマイアミ)は、2026〜2027年のクルーズシーズンを前に、港周辺の渋滞を和らげるための交通円滑化策を打ち出した。繁忙期には7〜10隻が寄港する日が81日あるため、各ターミナルへのアクセスをポートマイアミ・トンネルとポートマイアミ・ブリッジに分けて乗客を誘導するなどの対策を講じる。
乗客を適切な入口へ誘導するためにアクセス・ルートを案内する一方、予定の乗船時刻に合わせて到着するよう呼びかける。クルーズ会社やタクシー、ライドシェア各社と連携し、動画やSNSで周知する。
また、AI搭載のコンピュータビジョン技術で渋滞を把握し、混雑の発生を予測するほか、繁忙日には警察などの要員をマイアミ市中心部に配置する。カーニバル・クルーズ・ラインとは、一部の日程で「カーニバル・セレブレーション」(18万3900トン、乗客定員5374人)の乗客向けに、マイアミ国際空港への無料シャトルを提供する試験事業を10月から始める。
同港は、ロイヤル・カリビアン・グループが一部の日程で「アイコン・オブ・ザ・シーズ」(24万8655トン、乗客定員5610人)の乗客向けに提供している無料空港シャトル・プログラムなど、実績のある渋滞緩和策も継続する。
ポートマイアミは世界で最も利用者の多いクルーズ港で、2026年9月には1000万人目のクルーズ客を迎えた。年間610億ドルを地域経済にもたらし、34万人以上の雇用を支えている。
関連ニュース
