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コスタ、イタリア国内クルーズで運航再開

2020.09.07
外国客船

コスタクルーズは6日、「コスタ デリチョーザ」(9万2720トン)の運航をイタリアで再開した。トリエステ発着7泊で、イタリア国内の港のみ寄港するクルーズ。再開後、最初の3本はイタリア在住の人を対象とする。再開にあたり、8月に発表した健康衛生プロトコル「コスタ・セーフティー・プロトコル」に従い、オンラインチェックインや乗船時の検温、抗原検査などを実施していく。

同社は今後、9月19日から「コスタ ディアデマ」(13万3019トン)で同じくイタリアの港のみに寄港するジェノバ発着クルーズを再開予定。そのほか10月には「コスタ スメラルダ」(18万3731トン)、12月からは現在建造中の新造船「コスタ フィレンツェ」(13万5500トン)で、順次再開していく。

コスタグループ&カーニバル・アジアのマイケル・タン最高経営責任者(CEO)は「5カ月以上の運航休止を経て、お客さまを再び船上に迎えることができ、またここイタリアで運航を再開できることを大変うれしく思う。ここ数週間、私たちは当局と協力して、お客さまの安全を最大限に確保しながらクルーズができるよう、新しい健康管理手順の実施に取り組んできた。10月以降、そのほかの欧州市場からのお客さまも参加いただけるようコースを拡大し、徐々に再開できるよう引き続き状況を見ていく」とコメントした。

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