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MSC、カリブ海クルーズを9月15日まで中止 冬季新コース発表も

2020.06.23
外国客船

MSCクルーズは、米国の港から出航するカリブ海クルーズの運航を9月15日まで中止する。クルーズ・ライン国際協会(CLIA)が米国でのクルーズの自主停止を9月15日まで延長する決定をしたことを受けたもの。すでに「MSCベリッシマ」(17万1598トン)による秋の日本発着クルーズは中止、その他のエリアは7月31日まで運航中止としている。 それに伴い、10月31日から2021年3月までの冬季シーズンのコースを見直し、新たなスケジュールを発表した。12隻が地中海、カリブ海、ドバイ、南アフリカ、南米、アジアなどに就航し、2泊から24泊のクルーズを行う。「MSCシーサイド」(15万3516トン)が11月から同社初のポートカナベラル発着のクルーズに就航。2021年1月からは「MSCマニフィカ」(9万5128トン)で33カ国、53の寄港地をめぐる119泊のワールドクルーズを実施する。 11月に就航を予定していたメラビリア・プラス・クラス第2船「MSCビルトゥオーサ」(17万7000トン)は、新型コロナウイルスの影響による工期遅延に伴い、2021年4月に就航延期となっている。

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