神戸港/兵庫県「感動をつなぐ海空陸のターミナル」
【特集】美しき港町へ

CRUISE STORY
クルーズストーリー
2023.03.30
【コラム】手ぶらでラクラク移動&観光 KOBE PORTER

客船の乗客はどうしても大型の荷物が多くなるもの。トランクやキャリーケースと一緒の移動では、途中でちょっとショッピングをしたり、レストランに立ち寄ったりしにくい。神戸発着のクルーズに参加するために、各地から神戸空港を利用してやってくる乗客に、もっと便利に、より身軽に神戸観光を楽しんでもらいたい──神戸市では、神戸空港から宿泊ホテルへ、ホテルからクルーズターミナルへ、手荷物輸送サービス「KOBE PORTER(神戸ポーター)」のスタートを検討中。神戸宿泊が組み込まれた特定のフライ&クルーズ旅行商品に参加する乗客を対象に、実証実験を進めている。令和5年度は、様々な旅行会社が実施する旅行プランに対し神戸市がサポートをするかたちで実施予定。フライ&クルーズの乗下船地が神戸なら、前後泊のホテルとの移動も効率よく、港の散策や観光も織り込んだプランがこれから実現できそうだ。

 

【コラム】居留地の歴史も背景に栄えた真珠の街で

日本の真珠養殖は1893年、半円真珠の成功に始まった。真円の技術が確立して商業生産が始まると、生産地である三重県や愛媛県から集まった真珠は神戸港を経由し、欧州向けに輸出された。居留地の裕福な外国人と対等に商売できる地で、六甲山が太陽光を柔らかく反射する採光のよさは加工に適していた。北野エリアに位置する「パールストリート」には優れた技術を有する多くの真珠関連企業が現在も集積している。真珠製品の逸品との出会いはもちろん、パールの選定体験、アクセサリー作りもおすすめだ。

真珠の取り出し体験ができるお店も。写真は北野のパール店「Angely」
「ひょうごふるさと館」には、神戸ならではの真珠の「ガチャ」がある
【コラム】新感覚の劇場型アクアリウム
「AQUARIUM×ART átoa(アトア)」

アクアリウムとアートが融合した新感覚の都市型水族館「átoa(アトア)」。舞台美術やデジタルアートを駆使した、まるで映画や舞台のワンシーンのような空間でゾーンごとのテーマを象徴したデザイン水槽が展開されている。国内最大を誇る球体水槽や、まるで水面を歩いているように見えるガラス床水槽など、幻想的かつ独創的な世界で、魚類を中心に無脊椎動物、両生類、爬虫類、鳥類、哺乳類など約100種類・3000点の生きものたちが暮らす。趣向を凝らしたイベント・企画展も楽しみだ。時間を忘れてゆったりと展示の世界に浸りたい。

神戸の新しい名所「átoa(アトア)」。アーティスティックな空間に、多様な生きものたちを展示している
関連記事
TOPへ戻る
シェアアイコン