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Dプリンセス、新たに6人が陽性反応 計70人に

2020.02.10
外国客船

プリンセス・クルーズは9日、横浜大黒ふ頭に停泊中の「ダイヤモンド・プリンセス」で採取した検体サンプルから、新たに6人の新型コロナウイルス陽性反応が確認されたと発表した。内訳は、米国籍の乗客1人、ウクライナ籍の乗組員1人、フィリピン籍の乗組員4人。8日には、3人の陽性反応を確認と厚生労働省が発表。米国籍2人、中国籍1人。これまで陽性が確認されたのは、検査した延べ336人中70人となった。

 

同社は乗客のメンタルヘルスを考慮し、客室から直接心理カウンセラーに電話相談できる窓口を開設した。日本語、英語に対応。

 

船内では、新聞(30言語)の配布、客室内テレビプログラムの拡充、衛星放送チャンネルや多言語対応の映画50本以上の追加設置、客室でも実施できるヨガや太極拳などのフィットネス動画の配信などを行っている。

 

プリンセス・クルーズのジャン・スワーツ社長は「私たちにとって、お客さまと乗務員の無事が何よりも大切で、世界中の社員が一丸となって対応しています。厚生労働省からも協力いただき、不測の事態に対応できるよう新たな手順の導入などを行なっています」とコメントしている。

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