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Dプリンセス、新型肺炎影響でさらに1本中止

2020.02.05
外国客船

プリンセス・クルーズは5日10時、「ダイヤモンド・プリンセス」乗船中の全乗客及び全乗務員の厚生労働省による検査の第一段階が完了、採取した検体サンプルより10名の新型コロナウイルス陽性の反応を確認したと報告を受けたと発表した。この10名には、オーストラリア籍の乗客2名、日本籍の乗客3名、中国籍(香港)の乗客3名、米国籍の乗客1名、及びフィリピン籍の乗務員1名が含まれている。

 

この10名へは告知の上、海上保安庁の船艇により陸上へ輸送、現地医療機関へ搬送する。同船は引き続き検疫下におかれ、厚生労働省の定めた検疫期間である最低14日間を目途に横浜港に留まる。

 

この状況を受け、今後予定されている2月12日(水)横浜発、および同14日(金)神戸発の「陽気に沖縄・台湾クルーズ9日間」の運航を中止する。

 

同船は本日中に横浜港での食料やその他物資の積み込みを行う前に、一旦現地を離れ、真水精製並びにバラスト水管理など、運航に必要な作業を行う。

同社は乗客に対し、陸上との連絡手段として無料のインターネット及び電話回線の利用を提供する。同社は日本及び世界各国の保健当局の指示に全面的に従い、協力するとしている。

 

同船には乗客2,666名、乗務員1,045名が乗船中で、その内約半数を日本人が占めている。

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