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「コスタ トスカーナ」引き渡し、LNG燃料船2隻目

2021.12.03
外国客船

コスタ クルーズは2日、マイヤートゥルク(フィンランド)から「コスタ トスカーナ」(約18万トン、写真)の引き渡しを受けた。同船は液化天然ガス(LNG)を燃料とする同社の新たなフラッグシップで、「コスタ スメラルダ」同型第2船。LNG燃料船は排気中に含まれる硫黄酸化物をほぼ100パーセント、窒素酸化物を85パーセント、二酸化炭素を最大20パーセント削減でき、環境性能の向上が期待できる。

 

船内デザインは数々のクルーズ客船を手掛けるデザイナーのアダム・D・ティハニーが監修。家具や照明、ファブリックなどはすべてイタリア製のものを採用した。同船の就航は2022年3月5日で、サボナ(イタリア)を出航し、マルセイユ、バルセロナ、バレンシア、パレルモ、チビタベッキアに寄港予定。通年で西地中海に配船となる。

 

「コスタ トスカーナ」引き渡し、LNG燃料船2隻目
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