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全国クルーズ活性化会議会長、国交省へ国際クルーズの早期再開など要望書提出

2022.09.09
業界

全国クルーズ活性化会議の会長である久元喜造神戸市長が9日、清水真人・国土交通大臣政務官へ「我が国におけるクルーズの振興に向けた要望書」を手渡した。久元神戸市長は「全国クルーズ活性化会議」第11回総会の議決を経て、会長に就任している。この要望書は各港湾管理者等だけで解決できない課題などについて、官民一体の取組、国等の関係機関による取組を要望するもの。国際クルーズ早期再開に対する支援などを求めている。

 

久元会長は要望書提出後、記者の質問に応え、「国内クルーズは再開しており、順調に実績を重ねている。国際クルーズは地域振興のためにも、国としてのインバウンド政策のためにも重要だ。時期はまだ名言できないが、できるだけ早期の再開を目指したい。そのためには船内の感染症対策などの安全対策はもちろん、国には検疫体制の整備などを求める」と語った。

 

今回提出した要望書には以下の項目などが含まれる。

1.感染症対策及び国際クルーズ早期再開に対する支援(国土交通省)
2.感染症対策に対する支援(厚生労働省)
3.クルーズ関連港湾施設と受入設備の充実に対する戦略的・重点的な予算の確保と整備の推進(国土交通省)
4.円滑なクルーズ旅客受入のためのCIQ体制の強化(CIQ関係省庁・国土交通省)
5.地域経済への波及効果の増大に向けた支援(国土交通省)
6.海外へのクルーズプロモーションに対する支援(国土交通省)
7.船舶航行安全対策に対する支援(国土交通省)

 

要望書全文は神戸市のサイトで公開されている。
https://www.city.kobe.lg.jp/documents/56154/2.pdf

 

写真は清水真人・国土交通大臣政務官(右)へ要望書を手渡す久元喜造神戸市長(左)

全国クルーズ活性化会議会長、国交省へ国際クルーズの早期再開など要望書提出
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