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フランスのクルーズ船社ポナンと、高級真珠を取り扱うパスパレイ・パール社は、30人乗りのブティック探検モーターヨット「パスパレイ・パール」の就航を発表した。

新たに発表されたパスパレイ・パールは、プライベート・バルコニーを備えた、最新かつ唯一のブティック・エクスペディション・モーターヨットとして、2024年6月にオーストラリアの秘境キンバリーで就航する予定。

同船はブティック船では希少な、最高レベルの環境・技術システムを備えていることも特徴。通年運航し、オーストラリアのキンバリーのほか、インドネシア（ラジャ・アンパット＆スパイス諸島）、パプアニューギニアをめぐる7泊、10泊、12泊、14泊の旅を含む、多様な旅程を提供する。

ポナンのサリナ・ブラトン アジア太平洋地域会長は、「ポナン社によるパスパレイ・パール号の就航は、ブティック探検旅行の発展において画期的だ。この手つかずの自然が残る地域で、これまでとは異なるクルーズを提供できることを誇りに思う。本プロジェクトは、ポナン社とパスパレイ・パール社の豊富な経験を組み合わせることにより、目の肥えた旅行者にユニークで特別な体験を共有するという、共同コミットメントの証。真珠産業に深く浸り、理解することは、多くの人々に豊かさを提供できると考えている」とコメントした。

パスパレイ・パールとは、真珠養殖のパイオニアで、オーストラリア北西海岸に広がる2,500km以上の養殖場で真珠を育てている。現在も野生の真珠貝を潜水している数少ない会社のひとつとして知られる。