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津軽海峡フェリー、青森~室蘭に新航路開設、ターミナルには祝賀垂れ幕

2023.10.20
フェリー

今月2日に青森~室蘭を結ぶフェリー新航路が開設された。9月25日から新たに津軽海峡フェリーの室蘭ターミナルとしてオープンした館内には、青蘭航路の開設を祝う垂れ幕が掲げられ、青森県の観光パンフレットなども多数並べられていた。

 

就航するのは津軽海峡フェリーの「ブルーマーメイド」。総トン数は8,820トン、旅客定員数583名。同船は2014年に青森~函館航路でデビュー。青函航路(津軽海峡ロード)をゆくカジュアルクルーズフェリーである「ブルー4姉妹シリーズ」(ルミナス・ハピネス・ドルフィン・マーメイド)の先駆けとなった。

 

青森~室蘭航路は、かつて津軽海峡フェリーの前身である旧東日本フェリーが運航していたが、2008年11月30日をもって撤退。それ以来15年ぶりの航路再開となった。運航ダイヤは室蘭発20時~青森着翌3時、青森発9時~室蘭着15時45分。日曜日の室蘭発、月曜日の青森着を除く1日1往復。

 

2024年4月からトラックドライバーの時間外労働の960時間上限規制と改正改善基準告示が適用されることで生じる「物流の2024年問題」を控え、それに対応する必要性から青蘭航路15年ぶりの復活が決まった。そうしたいきさつから室蘭発は青森着が翌朝3時という物流に配慮したダイヤとなっている。

 

一方青森発は、北海道への新たな海路アクセスとして利用する観光客も徐々に増えているようだ。両岸に津軽と下北という2つの半島を望む平舘(たいらだて)海峡、函館山と大間崎を同時に眺望する津軽海峡、そして地球岬に代表される室蘭のダイナミックな海岸線を楽しめるシーニッククルーズが魅力。室蘭に16時前に到着することから、札幌にもその日のうちにアクセスできる利便性もある。

 

旅客運賃も、年末年始(12月23日~2024年1月4日)を除く通常期間は片道5090円から。自動車やバイクなしの徒歩乗船者限定の「海割ウォーク」をスタンダード(自由席)で利用すれば片道4000円。リーズナブルな料金も人気を呼びそうだ。

 

また、室蘭港としては2022年2月1日で休止となった川崎近海汽船の宮古・八戸~室蘭航路以来の定期フェリー航路復活。この新航路にかける期待も大きい。

 

写真は左からブルーマーメイド外観、ターミナル内。

津軽海峡フェリー、青森~室蘭に新航路開設、ターミナルには祝賀垂れ幕
津軽海峡フェリー、青森~室蘭に新航路開設、ターミナルには祝賀垂れ幕
津軽海峡フェリー、青森~室蘭に新航路開設、ターミナルには祝賀垂れ幕
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