クルーズニュースNews
アドラの2隻、2026年〜27年に天津発着へシフト
2025.06.10
外国船社
アドラ・クルーズの「アドラ・メディテラニア」(8万5619トン)が8日、2000人を超える乗客を乗せて天津国際クルーズ港から出発、夏季シーズンを開始した。アドラは2026年から2027年にかけて同船と「アドラ・マジック・シティ」(13万6201トン)を天津発着に投入し、日本寄港クルーズを実施する。
発表によると、今回の配船計画は北京、天津、河北省をはじめとする北方マーケット開拓の戦略的展開の強化と位置付けている。
メディテラニアは2026年6月〜10月、日本、韓国に寄港するクルーズを24航海予定。この期間には中国の夏休み、中秋節、国慶節の連休が含まれている。また、2027年1月〜3月の冬季シーズンにも就航を計画している。2027年4月〜10月にはマジック・シティが天津発着に就く予定で、2隻で年間50航海余りとなる見込み。
今夏、メディテラニアは5泊クルーズを10航海余り行い、博多、佐世保、済州島などを訪れる。8月には北海道への11泊クルーズも組んでいる。
写真:アドラ・メディテラニア 提供:アドラ・クルーズ


関連ニュース