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バイキングは10日、インド初のリバークルーズをブラマプトラ川で始めると発表した。投入する新造船は「バイキング・ブラマプトラ」（乗客定員80人、全40室）。ブラマプトラ川専用に設計したリバー客船で、現在建造中。2027年末にデビュー予定。

新造船は全室ベランダ付きスイートで、スカンジナビアデザインが特徴。3デッキ構造の船内にはダイニングルーム、ラウンジのほか、スパ&フィットネスセンター、オープンエアのスカイバーなどを設置、さまざまなアメニティーが利用できる。

同船によるクルーズは、インド北東部アッサム州にあるグワハティからニマティ・ガートまでの8日間で、バイキングの「ワンダーズ・オブ・インディア」（15日間）に組み込まれる。旅程にはデリー、アグラ、ジャイプールでの宿泊と完全ガイド付きの陸路プログラムが含まれる。

このインドの旅では、10カ所以上の世界遺産を訪問できる。タージ・マハル、ジャイプール、オールドデリー、グワハーティーの散策をはじめ、村々での交流、カジランガ国立公園のインドサイやバッファローの観察、世界最大級の河川島・マジュリ島での文化体験などを企画している。デリー（2泊）、ドバイ（3泊）、カトマンズ（4泊）、コーチンとムンバイ（5泊）のガイド付き延泊プランも用意する。