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カムチャッカ半島沖地震、各船で入出港に影響
2025.07.31
日本船社
30日、ロシア極東のカムチャツカ半島の沖合で起きた巨大地震の影響により、各船が入港できない状況が続いている。日本各地の沿岸には一時、津波警報が発令され、現在は太平洋側を中心に津波注意報に変更されている。
「飛鳥Ⅱ」は30日の日高港(和歌山県)寄港を中止。1泊停泊予定だったため沖で待機し、31日朝に同港に着岸した。「飛鳥Ⅲ」は31日9時に横浜港に帰着予定だが、31日10時現在、横浜港沖で待機中。「にっぽん丸」は現在、鹿児島港から仙台港へ向けて航行中。
商船三井さんふらわあの首都圏〜北海道航路では、29日発の夕方便2便と30日発の深夜便2便が苫小牧港と大洗港への入港を見合わせていたが、31日朝に着岸して乗客を下船させたあと再び離岸する予定。30日夕方便と31日深夜便が欠航した。関西〜九州航路では30日全便が欠航した。
太平洋フェリーも全船が仙台港、苫小牧港沖で待機中。7月30日発から8月1日発の便は取消料なしでキャンセル可能としている。
東海汽船は30日、31日とも全便欠航、一部臨時便が出ている。
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