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ドウロ川向けに5隻目、「バイキング・ギダ」引き渡し
2025.09.01
外国船社
バイキングは8月29日、ポルトガルのウエスト・シー造船所で建造したリバー客船「バイキング・ギダ」(2200トン)が引き渡されたと発表した。同船はポルト発着のドウロ川クルーズに就航する。
周囲に世界遺産のブドウ畑が広がる景観からドウロ川は「黄金の川」とも呼ばれ、欧州で人気のクルーズコースの一つ。ギダ(全長80メートル、幅12メール)は、バイキングがドウロ川専用に建造したもの。スカンジナビアのデザインが特徴。乗客定員は106人(客室52)。
ドウロ川に就航するのは同型姉妹船の「バイキング・ヘルグリム」、「バイキング・ヘミング」、「バイキング・オスフリッド」、「バイキング・トーギル」に続き5隻目。バイキングは2028年までに欧州をはじめエジプト、インドなどにリバー客船26隻を追加投入する計画で、整備完了時には合計112隻のリバー客船を保有することになる。
バイキングはドウロ川クルーズを、リスボンでのホテル2泊プラス船中7泊を基本に「ポルトガルの黄金の川」ツアーとして販売、ポルト下船後の旅程延長にも応じている。
写真提供:バイキング

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