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アイーダ、ドイツ人の多世代クルーズ参加に期待

2026.01.05
業界

ドイツ人の3分の2が2世代以上旅行を経験していることが、アイーダ・クルーズ(本社:ドイツ・ロストック)の調査で明らかになった。同社は「多世代旅行はもはやニッチではない」とし、家族で同じ体験をしながらも、個々のニーズに合わせて過ごせる時間や空間を楽しめる休暇スタイルが定着しており、クルーズもその有力な旅と位置付けている。

 

アイーダが外部に委託して行った調査で明らかになったもので、2025年12月2日〜5日にかけて、ドイツ国内の1200人余りを対象に多世代(2世代以上)旅行に関する意識、経験、期待を聞いた。それによると、66%が既に多世代旅行を経験したと回答した。

 

多世代旅行の主な動機は、「共通の体験や思い出をつくること」(56%)、「家族と過ごす時間を増やすこと」(50%)、「誕生日や記念日といった特別な機会を祝う目的」(32%)だった。一方で、手配の難しさや予算面は、障害として認識されることはほとんどなかった。

 

旅行スタイルで最も多かったのは「別荘やアパートでの滞在型休暇」(61%)。次いで「ビーチ・リゾート休暇」(40%)、「都市旅行」(29%)だった。クルーズは4番目に人気で、約5人に1人(20%)が多世代旅行に適していると回答した。アクティブ旅行、ウェルネス旅行、キャンプ旅行を上回り、特に35~44歳、45~54歳の年齢層で、クルーズ旅行への支持が高かった。

 

移動手段については、「自家用車」(68%)、「鉄道」(32%)の順で、同社は「ハンブルク、キール、ロストックといった港から出航するクルーズは、こうしたニーズを的確に満たしている」とし、「長距離移動や乗り換えのストレスがなく、自宅から直接バカンスが始まる点は、複数世代での旅行において大きな利点」としている。

 

最大の課題として挙げられたのは、「世代ごとの異なる興味・関心」(47%)と「年齢による制約」(41%)で、旅行者が特に求めているのは、「個別のくつろぎスペース」(45%)、「ファミリーテーブルなどの共通の食事環境」(44%)、「年齢層別のアクティビティ」(42%)だった。さらに、バリアフリー対応や医療体制も重要な要素としている。

 

一方、調査回答者のうち、この旅行形態を根本的に否定しているのはわずか20%にとどまった。主な理由には「適した家族構成がないこと」や、「親族間の関係が以前ほど密接ではなくなっていること」などが挙げられた。

 

資料提供:アイーダ・クルーズ

アイーダ、ドイツ人の多世代クルーズ参加に期待
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