News

フィンカンティエリ、バイキング向け探検客船2隻受注

2026.03.04
業界

フィンカンティエリは3日、バイキングから探検客船仕様の新造船2隻を受注したことを明らかにした。さらに、両社は外航クルーズ客船2隻のオプション契約を締結した。フィンカンティエリがバイキング向けに建造するのは合計26隻となる。

 

探検客船の引き渡しは2030年、2031年、オプションの外航客船は2034年。探検客船2隻はヴァルドが建造した「バイキング・オクタンティス」(3万150トン、2021年就航)、「バイキング・ポラリス」(同、2022年就航)の姉妹船。

 

フィンカンティエリ・グループのヴァルド(ノルウェー)が設計などを担当し、工事は同グループのパレルモ造船所(イタリア)で行い引き渡す予定。パレルモは現在、修繕・改造が中心だが、今後は新造船ヤードとしてレベルアップが図られる。

 

新造船は全189室、乗客定員378人。極地対応の「ポーラークラス6」の認証を取得する。遠隔地やセントローレンス川を航行できるように設計、荒天時でも優れた操縦性と安定性を確保する。直立艦首(ストレート・バウ)、延長した船体長、最新鋭のフィン・スタビライザーなどの特徴を備え、耐氷構造により過酷な環境下でも安全な航行が可能。また、Uタンク・スタビライザーが、停泊時の横揺れを大幅に軽減する。

 

2隻のオプションは、アッパー・プレミアム船のセグメントに位置づけられ、フィンカンティエリが手掛けてきた同クラスの客船と同じ設計思想と技術基準に準拠する。サイズは約5万4300トン、全499客室、乗客定員998人。

 

写真:バイキング・オクタンティス 提供:バイキング

フィンカンティエリ、バイキング向け探検客船2隻受注
TOPへ戻る
シェアアイコン