クルーズニュースNews
HX、日本市場での投資増加を計画
2026.09.09
業界
極地探検を専門に展開するHX(フッティールーテン・エクスペディション)が日本市場でのマーケティング投資を増やす方針を示した。9日に都内で開催した「なぜ南極旅行にHXエクスペディションが選ばれるのか」と題した業界向けセミナーでは、英国本社から来日したゲプハルト・ライナーCEOら幹部6人が登壇した。
同社バイス・プレジデント(ストラテジー&プランニング)のマリー・ドゥブール氏によると、同社のクルーズで南極を訪れた日本人は昨シーズン約800人で、2年間で2倍に増加した。同社では日本市場のポテンシャルに注目しており、3~5年間のうちに1.5~2倍の成長を見込む。今後、日本への投資を強化し、専任のチームも立ち上げる計画だ。南極クルーズを実施する47社のうち、世界でのシェアは同社が10パーセントで最多を占めるという。
ライナーCEOは「わが社はエクスペディション分野で今年130周年を迎える。極地旅行では『アドベンチャー』『快適性』『好奇心』の完璧なバランスをとることが重要だ。船内には科学者が常駐しており、充実した教育プログラムも提供可能だ。われわれは南極の体験を提供できる最大級の企業であると自負している」と述べた。
HXはノルウェーで定期航路を運航するフッティールーテンの探検船部門から2020年に分社化した。現在はアリーニ・キャピタル(英国)とサイラス・キャピタル(米国)の投資グループが出資している。
写真1点目:ライナーCEO
写真2点目:セミナー会場ではVR(仮想現実)ゴーグルを使用した南極の体験や、植物観察など教育プログラム体験も


