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フッティルーテンとHXの分離完了
2025.02.13
業界
フッティルーテン・グループは12日、投資家コンソーシアムによる買収を完了、フッティルーテン・エクスペディションズ・ホールディングス(HX)をフッティルーテンから分離する作業を終えると発表した。
コンソーシアムはアリニ・キャピタル・マネージメント、アルバコア、ベアリングスが率いる既存の投資家で構成。取引から生じる約4億ユーロの長期資本投入により、フッティはノルウェーの沿岸クルーズラインとして引き続き展開していくことになる。
フッティルーテン・グループは昨年11月末、既存の投資家のコンソーシアムにノルウェー沿岸急行船を運航する傘下のフッティルーテンを、1億1000万ユーロで譲渡することで合意。並行して、極地探検クルーズ専門のHXを1億4000万ユーロで売却すると発表していた。
フッティルーテン(本社オスロ)は、130年以上の歴史を誇るノルウェー沿岸急行船を中心に10隻を所有・運航する予定。
HXは現在、「フリチョフ・ナンセン」(2万890トン)、「ロアール・アムンセン」(同)、「スピッツ・ベルゲン」(7344トン)、「フラム」(1万1647トン)などで主に極地クルーズなどを行っている。
写真提供:フッティルーテン

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