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川崎近海汽船、宮古寄港休止で来年4月から八戸~室蘭航路に

2019.12.27

川崎近海汽船はこのほど、宮古~八戸~室蘭間で運航しているフェリー航路で、来年3月末をもって宮古寄港を当面休止すると発表した。トラック輸送が当初見込みを下回っていることに加え、三陸沿岸道路の整備の遅れや、来年からSOx規制適合油の活用により燃料コストが増加するなどを受けて決定した。4月以降は八戸~室蘭航路として運航する予定。

同社は2018年6月、北海道と東北・首都圏を結ぶ新たなルートとして宮古~室蘭フェリー航路を開設。しかし収益の柱であるトラックの乗船台数が当初の見込みを大幅に下回るなど厳しい航路運営が続いていた。事態打開に向けて同年10月には南下便のみ八戸港に寄港させた。だが、三陸沿岸道路の全線開通が遅れており、貨物が伸び悩んでいることなどを踏まえて今回、宮古寄港を当面休止することとなった。同社は今後の方針について、「三陸沿岸道路の全線開通や本州~北海道間の貨物動向を注視しながら再開に向けた検討を継続していく」としている。

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