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東京港新ターミナルで「コスタベネチア」ホテルシップへ

2019.08.02

 東京都港湾局は来年に供用を開始する東京国際クルーズターミナルで短期のホテルシップを行う方針を明らかにした。ホテルシップを実施するのはコスタクルーズ「コスタ ベネチア」(13万5500トン)。実施期間は2020年7月24日から29日までの6日間となる。今後、詳細について関係機関などと協議・調整していく。
 ホテルシップは、クルーズ船をホテル代わりに活用するもので、東京五輪・パラリンピック時に増加が予想される宿泊需要への対応策の一つとして実施される。東京港ではMSCクルーズが15号地木材ふ頭でホテルシップを実施する方向で協議を進めていたが、このほど同社が辞退していた。今回、新たな客船ターミナルで短期でのホテルシップを受け入れることとなった。東京都港湾局によると、「大会の円滑な運営の確保を目的とした船舶の係留ニーズもあることから、15号地木材ふ頭ではホテルシップ実施事業者の再公募は行わない予定」という。

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