モダンなリバー船で訪ねる、おだやかな夏のドナウ川
<エメラルド・ウォーターウェイズ>

モダンなリバー船で訪ねる、おだやかな夏のドナウ川 <エメラルド・ウォーターウェイズ>
CRUISE STORY
クルーズストーリー
2022.06.24
エメラルド・ウォーターウェイズは2014年に創業したばかりのリバークルーズ船社。
モダンでデザイン性の高い船隊6隻が、ライン川、マイン川、ドウロ川などに就航している。
今回は、エメラルドで最も就航隻数が多い黄金ルート、ドナウ川クルーズに乗船した。
写真・文=粟屋千春 (※この記事は2017年12月号に掲載したものです)

船内に入った瞬間、モダンな雰囲気のロビーに驚いた。陽光がたっぷり入る空間は明るく開放的で、吹き抜けの上部から下がる球状のライトがスタイリッシュさを演出している。

 

デザインを手がけたのはエメラルド・ウォーターウェイズ社長の奥さまで、採光を重視し、モダンな造りにこだわっているという。

 

宿泊した客室は「エメラルド・パノラマバルコニー・スイート」。インドア型バルコニーはウッドデッキになっていて、テーブルとイスが配されており、部屋でゆったりくつろぎながら流れる景色を眺められるようになっている。
今クルーズはブダペストで一晩停泊するため出航は翌日だが、客室からどんな景色が楽しめるのか、すでに心が浮き立っていた。

モダンなリバー船で訪ねる、おだやかな夏のドナウ川 <エメラルド・ウォーターウェイズ>
今回乗船した「エメラルド・サン」。同社の船はすべて2014年以降の建造だけあり、その船体の新しさは一目でわかるほど
CRUISE GALLERY
モダンなリバー船で訪ねる、おだやかな夏のドナウ川 <エメラルド・ウォーターウェイズ>
今回乗船した「エメラルド・サン」。同社の船はすべて2014年以降の建造だけあり、その船体の新しさは一目でわかるほど

エメラルドでは、多くの寄港地で英語での寄港地観光(ウオーキングツアー)が設定されており、一部を除きクルーズ代金に含まれている。さらに、今年はいくつかの出発日に限り、日本語ガイドによる観光ツアーが用意されている。日本語ガイドが手配できる寄港地でのみ行われ、今回はブダペストとウィーンに設定されていた。

 

ブダペスト停泊2日目、その日本語ガイドツアーへ参加した。ブダ地区からペスト地区をバスでめぐりながら、英雄広場やゲッレールトの丘、ブダ王宮などを訪ねる。ゲッレールトの丘は標高約240メートルの丘からドナウ川をはさんでブダ地区とペスト地区が広がる街の景色が一望できる場所だけあり、みな夢中で写真を撮った。

 

約2時間のツアーを終え、14時頃ブダペストを出航。鎖橋をくぐると、右手に国会議事堂が見えてきた。このコースでは通常、国会議事堂の前に停泊するのだが、今回はちょうど世界水泳が開催中だったため、本来より南側からの出発だったのだ。夏の強い日差しを浴びながら、ゆっくりと静かに上流を目指し進んでいく。

モダンなリバー船で訪ねる、おだやかな夏のドナウ川 <エメラルド・ウォーターウェイズ>
広大で荘厳なブダ王宮は現在、大統領官邸、国立美術館などとして利用されている
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モダンなリバー船で訪ねる、おだやかな夏のドナウ川 <エメラルド・ウォーターウェイズ>
広大で荘厳なブダ王宮は現在、大統領官邸、国立美術館などとして利用されている

3日目の朝、目覚めるとベッドの上から流れゆく景色が見えた。ごろごろとベッドでまどろみながらドナウ川の景色を眺められるのはとても幸せな気分で、これがリバークルーズならではの良さであることを実感できた。

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モダンなリバー船で訪ねる、おだやかな夏のドナウ川 <エメラルド・ウォーターウェイズ>
「グランドバルコニー・スイート」。アウトドア型のバルコニーには開閉式の窓が付いており、天候が悪いときには窓を閉め、温室のように使用することも
モダンなリバー船で訪ねる、おだやかな夏のドナウ川 <エメラルド・ウォーターウェイズ>
スタイリッシュな印象のメイン・ダイニング。ランチ、ディナー時はビール、ワイン、ソフトドリンクが無料
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光がたっぷり差しこむロビーはまるでブティックホテルのような雰囲気。船内では英語が公用語
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