海と太陽、島々の力を再び!
ハワイ4島めぐりクルーズで心も体も再充電

海と太陽、島々の力を再び! ハワイ4島めぐりクルーズで心も体も再充電
CRUISE STORY
クルーズストーリー
2022.06.28
長いトンネルの先が見えてきた。海外旅行やクルーズも世界的に復活し始めている。
となると、行きたい先のひとつがハワイ。海と太陽、そして大自然が今まで緊張していた心や体を癒やしてパワーを与えてくれる。
ノルウェージャンクルーズライン(NCL)が運航する「プライド オブ アメリカ」のハワイ4島クルーズなら、
人気のハワイ4島をゆっくりめぐりながら、さまざまな自然や力強いハワイ文化で、私たちに元気を取り戻してくれるはずだ。
まずはホノルルから同船に乗船、島々をめぐった様子をレポートしよう。
写真・文=藤原暢子
ホノルル(オアフ島)│Day 1

●空港でレイをかけられ、思い出すハワイの空

 

今回は出航日の1日前にホノルルに着いて、ワイキキのホテルに前泊する予定だ。空港で生花のレイをかけてもらい、大らかな太陽や久しぶりのハワイの空気感に包まれて、体と心がゆっくりとゆるんでいくような感じがした。

 

ホテルで少し仮眠して、夕方はビーチや周辺のショップをそぞろ歩き。明日の乗船時間も午後遅めなので、ホノルルでのんびりした。

 

翌日は昼過ぎにタクシーで港へ。スーツケースに付けていたノルウェージャンクルーズラインのタグを見たタクシーの運転手が「任せて」と言って、「プライド オブ アメリカ」が発着する「ターミナル・ピア2」に向かってくれた。ターミナルに入るとまたレイをかけてもらい、チェックインもスムーズに進み、あっという間に船内へ。

 

2005年建造の同船は8万トンという程よい大きさ。ハワイと良きアメリカの雰囲気が混在し、飴色に磨かれた手すりなど、船内のメンテナンスも行き届いており、ハワイ4島めぐりにはぴったりだ。

 

グリーンに電飾されたアロハ・タワーや港周辺の景色を眺めながら出航をゆったり味わった。

ホノルル港からの出航
CRUISE GALLERY
ホノルル港からの出航
ホノルル港のシンボル、アロハ・タワーはグリーンにライトアップ
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ホノルル港のシンボル、アロハ・タワーはグリーンにライトアップ

■この日の船上ライフ

アメリカ合衆国の国章が描かれた「キャピタル・アトリウム」には、レセプションや寄港地デスクがある
2つあるメインレストランのひとつ「リバティ」。アメリカの歴史が感じられるエレガントな雰囲気。料理も種類豊富で美味!
アトリウム上の「ピンクシャンパンバー」にはカメハメハ大王やリリウオカラニ女王の写真も
バルコニー付きの一般的な客室。ベッドサイドにUSBポートなどがあって便利
カフルイ(マウイ島)│Day 2~3

■壮大な渓谷の山に囲まれ、心落ち着く時間

 

目覚めるとマウイ島のカフルイに到着。今日明日はここに停泊するので、初日は長めのツアーでマウイの見どころをめぐる予定だ。
まずはイアオ渓谷州立公園へ。天高くそそり立つ山々には亜熱帯の樹木も生い茂っていて、そこに立つだけで、心が落ち着き、不思議なパワーを感じた。幻想的な渓谷は古い伝説も多い上、実際に王族たちが住み、さまざまな戦いの舞台でもあったという。

 

「山の次は海!」ということで、「マウイ・オーシャン・センター」を訪ねた。マウイ島周辺の海洋固有種を多く紹介している水族館だが、使用する海水も周辺の海から汲み上げている。展示だけでなく、ハワイ固有のアオウミガメやサンゴ礁の保護なども行っており、海の生態系の大切さが学べる。マウイ島では今年10月より海洋生物に有害な成分の入った日焼け止めが使用禁止になるとのことで、天然素材の日焼け止めをもらった。

 

自然からパワーをもらうからには私たちも自然を守る努力が必要だ。船は翌日まで同島に停泊するので、翌日はその日焼け止めを塗って、港近くのビーチでのんびり。

地上370メートルの高さでそびえ立つ尖峰イアオ・ニードルを中心としたイアオ渓谷州立公園
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地上370メートルの高さでそびえ立つ尖峰イアオ・ニードルを中心としたイアオ渓谷州立公園
農業も盛んなマウイ島
パイナップル、バナナ、マンゴーや野菜、花の栽培している農園に立ち寄るのも興味深い
マウイ・オーシャン・センター。 ハワイ固有の海洋生物を多く展示する水族館兼海洋学センター。2,000種類以上の熱帯魚やサメやマンタレイを間近で見ることのできる全長16.5メートルのトンネル水槽も人気
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マウイ・オーシャン・センター。 ハワイ固有の海洋生物を多く展示する水族館兼海洋学センター。2,000種類以上の熱帯魚やサメやマンタレイを間近で見ることのできる全長16.5メートルのトンネル水槽も人気
傷ついたり弱ったウミガメ(ホヌ)を保護し、治療して海に戻す活動も行っている
センター内にはハーバーを見渡せるレストランもある

■この日の船上ライフ

のんびりしたい朝は無料のルームサービスを利用。9.95ドル支払うと、オムレツやフレンチトーストも選べる。美しい海を眺めながら朝食を!
長いツアーの後は休憩&ドレスアップして、有料のレストラン「ジェファーソンズ・ビストロ」で極上のフレンチをいただいた(アラカルト)
ツアーから早めに戻った日はプラバシーも守りつつ、海やプールが見られるこのカバナがお気に入りに
船内の「マンダラ・スパ&サロン」には「瞑想ルーム」も!
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