MSCベリッシマで、ヘルシーに過ごす

クルーズといえば、一日中飲んで食べて、自分をたっぷり甘やかし、おまけに太ってしまいそう……そんなイメージを持たれがち。だが、実際に乗船してみると、なぜかすっきり体調が整うという方も多いのでは。海を眺めながら体を動かしたり、好きな時間にプールデッキでくつろいだり……。ストレスのないフレッシュな体験が、心と体をヘルシーなモードに導いてくれるのだろう。
「MSCベリッシマ」のような17万トンを超える大型客船では、歩くシーンも多い。華やかな空間に気分が高揚し、ついあちらこちらに足を延ばしてしまう。気づけば歩数計が2万歩(!)に届きそうな日も。それでも、不思議と疲れより爽快感が勝るのは、きっとクルーズの魔法に違いない。
洋上でヘルシーに過ごすなら、スパでの時間はたっぷりとりたい。
6デッキのきらびやかなプロムナードを抜けると、静寂の空間「MSCアウレア・スパ」がある。ほのかなアロマに満たされた1100平方メートルもの空間に、各種トリートメントルームがゆったり配されている。
デトックスやアンチセルライトなどボディトリートメントのほか、バリ式、スウェーデン式、ホットストーンなどの多様なマッサージ、肌に合わせたフェイシャルトリートメント、ヘア、ネイル、ワックス、美容鍼といった豊富なメニューが揃う。日本人にはバリ式ホットストーンマッサージが人気とか。温めた石とアロマオイルを組み合わせ、体の深部にアプローチして自律神経を整えてくれるという。
フェイシャルトリートメントの前にはAI(人工知能)を使った無料の肌診断も受けられて、自分に合ったトリートメントを提案してもらえるのもうれしい。
いつもは「素爪」派の私も20年ぶり(!)にマニキュアにトライした。普段は料理をするので控えているが、米とぎや皿洗いからも解放されるクルーズだからこその小さなぜいたく。いつもなら気後れするような鮮やかなオレンジ色を選んだ。
笑顔が素敵なネイリストさんが、甘皮ケアから1時間近くかけて仕上げてくれた。ネイルがきれいなだけで、こんなに気分が上がるとは!(そして家事をしない開放感の素晴らしさ!)。同行者からも「素敵ですね」と褒められて、さらにご機嫌に。クルーズ中ずっと、指先の小さなオレンジ色が私にポジティブなパワーをくれた。
終日航海日にはスパにある大人限定の「サーマルエリア」で半日過ごすのもいいだろう。ドライ&スチームサウナやジャクジー、ホットストーンベッドでゆったり過ごす至福の時間。夜のドレスアップに備えて夕方の利用もおすすめしたい。










