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CLIA、米国での運航停止期間を延長、9月15日まで

2020.06.22
外国客船

19日、大手船社が加盟するクルーズ・ライン国際協会(CLIA)は、米国での運航停止期間を9月15日まで自主的に延長すると発表した。これにより、ロイヤル・カリビアン・インターナショナルやカーニバル・クルーズなどの大手船社が運航停止期間を延長することになる。

声明文では、「米国疾病予防管理センター (CDC) が発令した運航停止命令は7月24日で期限が切れる。できるだけ早い運航再開を期待していたが、なお時間が必要だ。今後のクルーズは安全で健康的なものになると確信しており、最新の予防措置を十分に反映していくが、乗客と乗務員の安全を確保するには慎重になることが適切だ。今後の運航再開に向けた対策についてCDCと協議していく」としている。また「2018年、クルーズ産業は米国内で42万1000人以上の雇用を支えた。米国のクルーズ事業の中断により、一日当たり約1億1000万ドルの経済活動が失われ、最大800人の雇用が失われる」とも指摘している。今回の措置はCDCによる運航停止命令が適用される250人乗り以上の全船舶が対象となる。

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