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世界クルーズ人口、過去最高の3720万人を記録
クルーズライン・インターナショナル・アソシエーションは14日、2026年版「世界クルーズ産業の現状(State of the Cruise Industry Report)」を発表した。これによると、2025年の世界のクルーズ人口は過去最高の3720万人(前年比7.5%増)に達し、コロナ禍からの完全回復ぶりをあらためて印象付けた。
同レポートは、CLIAが毎年、世界最大のクルーズ展示会「シートレード・クルーズ・グローバル」に合わせて公表しているもの。2025年は各四半期の実績がいずれも過去最高を記録し、特に第3四半期は930万人で年間最多となった。
CLIAは今後の見通しとして、2026年は3830万人(前年比4%増)、2027年は4030万人(同5%増)、2028年は4120万人(同2%増)、2029年は4210万人(同2%増)と、引き続き市場が堅調に拡大すると予測している。
主な地域別では、米国やカナダを含む北米が2210万人(前年比7.5%増)で最多。次いで欧州が890万人(同5.3%増)、アジアが300万人(同15%増)、豪州・ニュージーランドが150万人(同7.4%増)、南米が122万人(同4.4%増)となった。アジアは中国市場の回復が途上にあり、ピークだった2018年比で71%の水準にとどまっている。
国別では、米国が2060万人(前年比7.5%増)で首位。以下、ドイツ280万人(同10%増)、英国・アイルランド250万人(同5.7%増)、オーストラリア140万人(同9.5%増)、カナダ130万人(同7.6%増)などが続く。中国は110万人(同15.8%増)だった。
訪問エリア別では、カリブ海・バハマ・バミューダが1627万人(前年比8.4%増)で最多。地中海596万人(同3.4%増)、地中海を除く欧州322万人(同5.8%増)、中国を含むアジアは311万人(同19.6%増)だった。
世界の平均クルーズ日数は7.0泊、平均乗客年齢は46.7歳。カリブ海・バハマクルーズが主流の北米は、平均6.7泊、平均年齢45.3歳だった。一方、地中海や北欧クルーズなど比較的長距離のコースが多い欧州は、旅程が長くなる傾向にある。アジアは3~5泊のショートクルーズが主流となっている。
資料提供:CLIA

