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宮崎カーフェリー、神戸で「フェリーろっこう」見学会

2022.09.30
フェリー

宮崎カーフェリーは29日、神戸港第3突堤で新造船「フェリーろっこう」(1万4006トン、写真1点目)の報道・関係者向け船内見学会を開催した。同社は、神戸―宮崎間を大型フェリー2隻でデイリー運航している。内海造船因島工場で代替建造し、第1船「フェリーたかちほ」が4月に就航。「フェリーろっこう」は第2船として9月23日竣工した。10月4日に初便が就航する。

 

「たかちほ」と同型船で、大型化を図り、旅客定員を減らすものの車両搭載台数を増加させた。旅客定員は576人、車両搭載台数はトラック163台、乗用車81台。船内構造もほぼ同じだが、キッズコーナーに、チームラボの「こびとが住まう黒板」を常設したのはフェリーでも初めてという。画面にタッチすると、指で触ったところが線として記されて、キャラクターの動く方向を変えたりできる(写真2点目)。

 

たかちほは宮崎をイメージして船内をトロピカルなカラーで演出したが、ろっこうは神戸らしさを打ち出した。乗船口の壁紙に「神戸タータン」を採用(写真3点目)。神戸タータンは、神戸のイメージカラーの青や緑などを基調としたチェック柄のことで、神戸開港150年を記念して作られた。また、イスをワインレッドのカラーとすることでシックなイメージとしたという。

宮崎カーフェリー、神戸で「フェリーろっこう」見学会
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