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日本のクルーズ人口、2024年は22万人、最盛期の約6割

2025.04.14
業界

国交省海事局の統計によると、2024年1~12月の日本のクルーズ人口が22万4100人となった。前年比約14パーセント増、過去最多35万人(2019年)の約6割まで回復した。内訳は、外航クルーズが16万3500人(前年比14.0%増)、国内クルーズが6万600人(前年比14.8%増)で、外航クルーズが7割以上を占めた。日本旅行業協会、日本外航客船協会、日本国際クルーズ協議会から公表されたデータにもとに集計。

 

エリア別では、アジアが14万3200人と最多で全体の87.9%を占めた。コロナ禍以前は3割以上を占めたヨーロッパ(リバークルーズを除く)は7,000人(4.3%)と10分の一程度に落ち込んだままで、フライ&クルーズが回復していないことが顕著に現れている。

 

泊数別では8~13泊が全体の45.3パーセントを占め、5~7泊が27.6パーセント、3~4泊が23.9パーセント。8泊以上が前年よりやや減って3~4泊が増えた。

 

外航旅客定期航路(海外フェリー)は10万1500人(前年比6.3%増)で、コロナ禍前水準の約7割まで回復した。

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