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「ハンセアティック・インスピレーション」横浜初入港、船内見学会実施
2025.06.26
外国船社
ドイツ船社ハパグロイド・クルーズが運航する「ハンセアティック・インスピレーション」(1万5650トン)が25日、横浜港に初入港した。旅行会社やメディア関係者に船内見学会が実施された。
ハパグロイド・クルーズの日本販売総代理店を務めるクルーズバケーションの木島榮子会長が「ハパグロイド・クルーズは170年あまりの歴史を持つドイツの船会社。世界最高峰の5スターに格付けされた小型ラグジュアリー客船2隻と、砕氷クラス最高ランクのPC6のブティッククラスの探検船3隻を運航している。探検船のうちの1隻であるこのハンセアティック・インスピレーションは南極など極地も航行しているが、探検船の側面とラグジュアリー客船の側面、ともに持ち合わせていて、極地などでも快適に優雅に過ごせる。クルーズ代金は1泊800ユーロ~2000ユーロ」と同船を解説した。
同船の客室はすべて海側で、うち80パーセントがベランダ付き。船内見学会ではさまざまなタイプの客室が紹介されたが、淡いブルーを基調にしたインテリアに、参加者から「センスがよい」という声があがった。
同船は環境に最大限配慮したクルーズを行い、船内では航行エリアに詳しい専門家によるレクチャーも行われる。船内見学会では顕微鏡などが置かれたセミナールームや書棚も見学ルートに組み込まれ、同船のアカデミックな側面も紹介された。
写真は左からハパグロイド・クルーズならびにハンセアティック・インスピレーションについての解説を行う木島会長、船内のラウンジ、書棚が置かれたオブザベーションラウンジ


