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ホーランド・アメリカ・ライン（HAL）はナポリの製粉会社カプートと提携し、本場のピザを船上で提供している。豊かな風味で高品質のカプートの小麦粉は、世界的ブランドとして知られる。乗客は今、全船で伝統のナポリピザを味わえる。

本物の味と最高品質を追求するため、HALのシェフ・チームはニューヨークに赴き、カプート家が経営する有名レストラン「ケステ」で集中的な研修を受けた。ピザの巨匠、ロベルト・カポルッショ・シェフの指導の下、チームは生地の発酵、手伸ばし、焼き方などナポリ伝統の技術を磨いた。

シアトル拠点の著名シェフでHALの料理アンバサダーを務めるイーサン・ストーウェル氏もこの研修に参加し、プログラムを支援。さらに、料理アンバサダーであり有名なショコラティエのジャック・トレス氏も見学に訪れ、今回の提携への期待、関心の高さをうかがわせた。

一方、カプートのシェフ、ドメニコ・トロメオ氏はHALの全船を訪れ、ナポリピザ作りの技術を伝授。各船の調理チームにとっては、真の職人から学べるまたとない機会となった。

写真提供:HAL