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東京国際クルーズターミナル2バース化、2035年度開業へ

2026.02.03

東京都港湾局は、東京国際クルーズターミナルに大型客船2隻が同時着岸できるよう、第2バースと新たなバスターミナルを整備し、2035年度中の開業を計画している。総事業費は約650億円。2026年度予算に東京国際クルーズターミナルの受入機能強化として3億円を計上し、調査設計などを進める。岸壁延長を現在の430メートルから800メートルまで延伸し、全長340メートルの大型客船2隻の同時着岸を可能にする。本整備のほか、陸上電力設備の整備も計画している。今年4月にはオンライン入港予約システムの稼働を予定しており、いつでも空き状況の紹介や予約手続きができることで利便性を高め、さらなる誘致を進める。

 

2日、都内で開催したセミナーで田中彰・東京都港湾局長は、「クルーズ船の入港は、都内への経済効果や賑わいの創出、東京港のブランド力の向上、東京発クルーズが日本各地の港に寄港することで各地の地方活性化につながるなど、さまざまな効果をもたらす。外国人旅行者数が昨年は初の4000万人を突破した。こうした勢いを逃さないよう、国際観光都市東京の海の玄関口として、多くのクルーズ客船に利用いただけるよう引き続き取り組みを進めていく」とあいさつした。

 

原田幸定・東京都港湾局港湾振興担当部長(写真)は「2020年の東京国際クルーズターミナルの開業以降、客船の入港は増加しており、晴海客船ターミナルの再開もあり2025年の入港回数は83回に達した。2026年には100回超、2027年には約200回と予想している」とした。昨年10月から東京国際クルーズターミナルに隣接する臨海副都心エリア内を移動できる次世代モビリティーの走行を開始。今春にはお台場海浜公園に世界最大級の噴水「お台場ファウンテン」(仮称)を開業するなど、ターミナル周辺の利便性向上と賑わい創出も計画している。

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