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プリンセス、2028年も2隻で日本周遊、東京母港に40出発日
プリンセス・クルーズは「ダイヤモンド・プリンセス」(11万5906トン)と「サファイア・プリンセス」(11万5875トン)の同型2隻による2028年日本発着クルーズを、東京を母港として実施する。2隻体制は2027年に続き2年目。期間は2028年2月29日(火)~2028年11月11日(土)発で、全40出発日を設定(チャーターを除く)。韓国と台湾を含む計3カ国39都市を訪れる。「マックス早期予約割引」「スーパー早期予約割引」「早期予約割引」「3~4人目特別料金」などのお得なプランも設定した。販売開始は2026年5月14日(木)予定。なお2028年の販売はリピーター・初乗船を問わず同一日程での開始となり、リピーター向けの優先販売は設けない。
これまで同社では10年以上にわたり横浜を母港としてきたが、初めて東京に移す。3~4月には桜の開花を楽しむコースや、7~ 8月には日本を代表する夏祭りを一度にめぐる人気コースも設定。サファイア・プリンセスでは10日間のコースを中心に、クルーズ初心者や現役世代でも参加しやすい8日間のコ―スを4出発日設定した。
●予約状況と東京港の母港化
カーニバル・ジャパンの堀川悟代表取締役社長は、2028年日本発着セミナーにおいて予約状況は非常に好調だとし、2027年日本発着クルーズの予約が2019年比で約4倍のペースで推移していると説明した。
その背景として「海外のお客様からの反応も良い。日本は世界中のお客さまにとって最も行きたいデスティネーションのひとつ。おもてなしの精神や食の魅力などが高く評価されている」と述べた。国籍別ではアメリカ人が最多で、日本人が約40%、オーストラリアが約10%を占めるという。両船が東京港を母港とすることで、羽田・成田空港からのアクセスが向上するほか、東京駅から新幹線を利用して乗船するゲストにとっても利便性が高まるとした。
さらに同社は2029年についても2隻体制での日本市場運航を予定しており、日本発着への継続的な注力姿勢を示した。
●早期予約割引と料金プラン
2028年の日本発着では、早期予約割引は3段階を設定。2026年12月20日までの「マックス早期予約割引」、2027年2月28日までの「スーパー早期予約割引」、2027年5月31日までの「早期予約割引」のほか、スイート・リザーブコレクション・ジュニアスイートを2027年2月28日までに成約した場合の「3~4人目特別料金」も用意する。
人気の料金プラン「プリンセス・プラス」(1泊9,500円)と「プリンセス・プレミア」(1泊14,000円)は引き続き提供。2027年シーズンの実績では約57%がパッケージプラン付きを選択し、そのうち53%がプリンセス・プラスを選んでいる。両プランにはカジュアルダイニングのセットメニュー、高速Wi-Fi「メダリオン・ネット・マックス」、オンデマンドデリバリー「オーシャン・ナウ」などが含まれる。
セミナーでは予約の早期化も顕著だと解説された。2025~2027年シーズンの実績では約68%が1年以上前から半年前までに予約を完了。特に夏休みシーズンや上位客室カテゴリーほど早期に満室となる傾向があるという。
2026年シーズンは予約率が90%台後半に達しており、直前割引は予定していないとした。2027年シーズンについても同様に、直前割引がない可能性が高いとしている。
●新レストランと日本人向けサービス
2026年より、ダイヤモンド・プリンセスに「KAI SUSHI by MAKOTO」、サファイア・プリンセスに「マコト・オーシャン」をそれぞれ導入する。ランチは弁当スタイルの寿司、ディナーは特製寿司のコース料理を提供。同レストランは先日マイアミで行われたクルーズの見本市「シートレード・クルーズ・グローバル」でベストレストラン賞を受賞。世界で評価された洋上のレストランを日本発着クルーズでも体験できる。
さらにサファイア・プリンセスではカジュアルダイニングが3店舗となり、リピーターにも新たな食体験を提案する。
日本発着時にはサファイア・プリンセスのパブリックエリアにもウォシュレットを設置するなど、日本人乗客向けの対応も継続する。
写真はセミナーに登壇するカーニバル・ジャパンの堀川悟代表取締役社長

