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ホンディウス、3人をオランダへ移送
オーシャンワイド・エクスペディションは探検客船「ホンディウス」(6,603トン)で発生した医療事態への対応を継続している。同社の発表によると、6日(中央ヨーロッパ時間)に同船から医療用航空機で移送された3人は6日と7日にオランダに到着し、専門的な治療を受けている。うち2人は重篤な状態だが、現時点ではハンタウイルスの陽性反応は出ていない。残りの1人は現在無症状だが、2日に船上で亡くなった方(感染は未確認)と密接な接触があった。
同船は6日19時15分にカーボベルデを出港し、10日(日)早朝にテネリフェ島グランディージャ港に到着する予定。7日夕方時点で船内に症状のある人はいない。オランダ国立公衆衛生環境研究所(RIVM)、世界保健機関(WHO)、オランダ政府の指導のもと、医療関係者が同船に留まり、テネリフェ島への航海中、医療監視を主導する。
同社は、すべての乗客に対する検疫とスクリーニング手順などについて関係当局と緊密かつ継続的に協議を行っており、「乗客の下船後は医療検査、スクリーニング、その後の旅程には一切関与しない」としている。
また、スイス連邦公衆衛生局(FOPH)は、航海の第1区間(ウシュアイア~セントヘレナ、2026年4月1日~24日)に乗船した乗客1名がハンタウイルス検査で陽性となり、現在チューリッヒ大学病院で治療を受けていることを確認した。同行していた妻は無症状だが、念のため自主隔離している。これにより、今回の航海に関連したハンタウイルス感染症の確定症例数は合計3例となった。
▽4月26日、予定どおり下船後、帰国途中の乗客1人が死亡。ハンタウイルス変異株を検出。
▽4月27日、英国籍の乗客1人が重篤な状態に陥り、南アフリカへ医療搬送。現在ヨハネスブルクの集中治療室で治療を受けており、容体は重篤ながら安定。ハンタウイルス変異株を検出。
▽5月6日、航海の最初の区間の乗客1人がハンタウイルス陽性となり、チューリッヒ大学病院で治療中。
