クルーズニュースNews
水素燃料電池搭載の第2船、「バイキング・アストレア」進水
2026.09.14
業界
バイキングは11日、水素燃料電池を採用した客船「バイキング・アストレア」(5万4300トン、乗客定員998人)がフィンカンティエリのアンコーナ造船所で進水したと発表した。引き渡しは2027年5月を予定。就航初シーズンは地中海、北欧に展開する。
アストレアの推進システムは、液化水素と燃料電池を組み合わせたハイブリッド方式。水素と酸素の化学反応によって電気を発生させ、その電力でモーターを駆動する仕組みで、燃焼を伴わないため排出ガスを出さない。フィンカンティエリの子会社で燃料電池技術を専門とするイゾッタ・フラスキーニ・モトーリ(IFM)社が手掛け、最大6メガワットの出力を生み出す。
港湾、フィヨルドなど環境的に特に配慮が必要な水域は、水素燃料電池のみで運航するゼロエミッション航行に切り替え、航続距離の長い外洋は従来型のディーゼル電気推進システムを用いるとみられる。バイキングが水素燃料電池を搭載するのは、今年11月引き渡しの姉妹船「バイキング・リブラ」(5万4300トン)に続いて2隻目。同船もデビュー後、地中海、北欧クルーズに就航する。
写真提供:バイキング

関連ニュース
