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にっぽん丸船上でミュージカル制作発表記者会見を実施

2021.07.06
日本客船

横浜大さん橋国際ターミナル停泊中の「にっぽん丸」船上で、8月1日から東京・明治座などで上演されるブロードウェイ・ミュージカル「エニシング・ゴーズ」の制作発表記者会見が行われた。同ミュージカルはクルーズ客船が舞台のため、にっぽん丸船上での会見が実現した。

にっぽん丸のシアターには主演の紅ゆずると演出を担当する宝塚歌劇団の原田諒に加え、出演者の大野拓朗、廣瀬友祐、愛加あゆ、一路真輝、平野綾、市川猿弥、陣内孝則が出席した。

「エニシング・ゴーズ」は、コール・ポーターが作詞・作曲を手がけ、1934年にブロードウェイで初演されたミュージカルコメディ。演出家の原田諒は「ジャズの魅力が織り込まれた、ブロードウェイ・ミュージカルらしいブロードウェイ・ミュージカル。暗い時代を打破するような、楽しく明るい内容」と評した。主演の紅ゆずるは「宝塚退団以来、初めてのミュージカル。これまで20年弱、男役を突き詰めてきて、突然の女性を演じてと言われてエッ、となった」と明かしつつも、「リノと自身は近いところがあり共感できる。自分の中の血で演じられたら」と抱負を語った。

初共演の陣内孝則は、紅について「宝塚のトップを張った方って、独特の華がある」と評しつつ、デュエットの場面で陣内が音符通り歌わないことがあり、それに対して「紅さんは心の中で舌打ちしてるかもしれません」とおどけ、場を和ませた。

会見後は劇中歌を披露したほか、にっぽん丸の村上寛船長とのフォトセッションも行われた。フォトセッションでは主演の紅が村上船長の帽子をかぶるシーンもあった。

同公演は8月1日~29日まで東京・明治座で行われるほか、名古屋・御園座、大阪・新歌舞伎座、福岡・博多座でも上演される。詳細は以下。
https://www.tohostage.com/anything/

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