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郵船クルーズ、感染症対策プランを発表

2020.09.18
日本客船

郵船クルーズは「飛鳥Ⅱ」(5万444トン)における新型コロナウイルス感染症対策プランを発表した。「飛鳥Ⅱ新型コロナウイルス感染症対策プラン」は、日本外航客船協会公表(国土交通省監修)のガイドラインと日本海事協会の認証をもとに策定した。感染症対策実施にあたり、感染症有識者の助言と、第三者機関として世界最大級の災害復旧の専門会社ベルフォア社によるアセスメントを受けて、船内衛生を高水準で維持・管理する。

乗客は乗船前にPCR検査を受けることとし、検査費用をクルーズ代金に含む。「高リスク」もしくは「再検査」となった場合は乗船できない。乗船前14日以内の健康状況を回答する質問票の提出、乗船受付時の検温、マスク着用の徹底など、乗船中の感染拡大防止への協力が乗船の条件となる。

再開時は申込定員数を通常の乗客定員の半数程度とし、一部の客室タイプの販売を休止する。朝食・昼食はビュッフェから、和食・洋食を選択するセットメニューに変更。ダイニングルームでのディナーや劇場でのショー鑑賞時は、定員を絞り指定席制とする。グランドスパなどの各施設は利用人数を制限するなど、一部サービスを変更し運営する。客室設置の印刷物は一部を撤去し、代わりに乗客のスマートフォンなどによるQRコードの読み取りで内容を確認できるようにする。そのほか船内衛生管理、乗組員の感染対策、感染者発生対応の体制を強化する。当面、感染症対策に関する相談ダイヤルを設置し、相談・質問に答える。

同社は「新しいクルーズのスタイルは従来のものとは少々異なるが、これまで以上の安心とともに、飛鳥Ⅱらしい船旅の構築を進めていく」としている。

詳細は以下サイトを参照。

飛鳥Ⅱ 新型コロナウイルス感染症対策について

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