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台湾港航局、客船入国条件は「船内感染が一度もないこと」

2020.09.16

台湾交通部港航局は、外国船の入国条件として、これまで一度も新型コロナウイルスの船内感染を発生させていないことを挙げた。弊誌取材に対し明らかにしたもので、新型コロナウイルスの感染拡大期における「特別審査」の条件の一つとしている。12月16日から運航再開予定の「ダイヤモンド・プリンセス」(11万5906トン)は、来年3月3日発までの全コースで基隆寄港を予定しているが、世界的な感染状況がこのまま続けば、台湾当局に入国を認められない可能性がある。

また、台湾では乗組員には厳格な検査を求める一方、乗客に対しては台湾人であること、健康自己申告とパスポート持参があれば乗船でき、PCR検査を求めないなど、感染の抑え込みに成功している台湾ならではの対策がとられている。

台湾の客船受け入れについての詳細は、特集記事「特集クルーズ新時代―台湾航港局「早期再開で防疫対策の成果示す」」を参照。

(追記 9月23日)
現在、台湾への外国人の観光目的での入境は一律禁止されている

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