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ウインドスター、運航再開時期を変更、10月から地中海も

2020.07.17
外国客船

ウインドスター・クルーズは運航再開時期を変更する。タヒチクルーズは当初予定より1週間遅れの9月10日から再開。そのほかのエリアでは予定を早め、地中海では10月から、カリブ海では11月からの運航再開を目指す。1万トンのスター・クラス3隻は船体延長工事完了後、2021年からの再開となる。2021年にはタヒチに「ウインド・スピリット」(5,736トン)と「スター・ブリーズ」(9,975トン)の2隻を配船する。

運航再開に当たっては、感染症対策として先進技術 「ビヨンド・オーディナリー・ケア」を同社の全船に導入する。これはコロラド大学のアンシュッツ医療センターの疫学部門とパートナーシップを締結して実施する感染症対策で、医療基準レベルのHEPAフィルターおよび紫外線殺菌照射装置を設置して空気洗浄を行うとともに、医療現場でも使用される安全な除菌剤を併用して除菌する。

同社は運航再開に当たっては独自の船内新プロトコルを導入。乗客は乗船前に健康診断を受ける、船内でのソーシャルディスタンスを徹底する、などを定めている。

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