ノルウェージャンの船が、アジアの海に戻ってきた!

■夜は船上でエンタメやバータイム!

 

夜の船内はクオリティーの高いショーがあるが自由に時間を過ごす人も多い。シャンパン&ワイン、ビール&ウィスキー、マティーニ&カクテルバーが並ぶ8デッキは人気。シガーバーや夜はクラブになるラウンジと選択肢も多くて悩む!

NCLのショーは、クオリティの高さで知られる
CRUISE GALLERY
NCLのショーは、クオリティの高さで知られる
バーやラウンジなどの選択肢も多数

 

■日本周遊だけでなく 台湾、韓国発着、東南アジアクルーズも魅力的

 

特集の最初で少し触れたが、NCLのアジアクルーズは日本をめぐるクルーズも今年3月の1本を除けば発着地が違う。東京/横浜から出航して韓国や台湾着(または逆)のクルーズも多い。不便と思う方もいるかもしれないが、台湾も韓国も近距離でLCC(ローコストキャリア)も多く飛んでいるし、航空会社によってはマイレージで国際特典航空券で片道フライトが取れる場合もある。

 

日本周遊クルーズをすでに体験した方は、私が乗船したような台湾発シンガポール着などの東南アジアクルーズもおすすめだ。日本人なら旅行で行った国もあるかもしれないが、知らない小さな港に寄港したりするので、新たな土地との出会いが待っている。さらに秋以降は避寒クルーズにもなる。

 

NCLは東南アジアの小さな港への寄港も積極的にチャレンジしている。まだ港のインフラが整っておらずテンダーボートでの上陸などがあったりするが、「テンダーボートの順番は少し待ったけど、いい所だった!」など、満足気味に戻ってくる乗客も多かった。 片道クルーズなのでめぐれる国や寄港地も多く、歴史や文化、活気あふれる寄港地が体験できる。 街が近い治安がよい国なら自由行動も可能だし、不安があれば船主催の寄港地ツアーもなかなか興味深いラインナップがあった。

 

東南アジアの国ならフライトも長くて7時間程度。NCLのフリースタイルクルーシングで気楽にアジアの船旅を楽しんでみよう。

台湾の高雄では原住民族の村(踊りや歌も披露してくれる)を訪ねるツアーがあったり、フィリピンやベトナムでも小さな港からユニーク場所を訪ねるツアーがそろう。毎日が見知らぬ景色&文化との出会い
新しい東京港に入港中のノルウェージャン ジュエル
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新しい東京港に入港中のノルウェージャン ジュエル
ペンアイコン取材メモ

日程:2023年10月30日(月)〜11月11日(土)

コース:基隆(台湾)〜高雄〜クリマオ(フィリピン)〜マニラ〜ボラカイ〜プエルト・プリンセサ〜コタキナバル(マレーシア)〜ムアラ(ブルネイ)〜航海日〜二ャチャン(ベトナム)〜フーミ〜航海日〜シンガポール(※乗船取材は台湾〜マニラ)

船名:ノルウェージャン ジュエル (ノルウェージャンクルーズライン)

就航年:2005年4月(2022年改装)

総トン数:9万3,502トン

乗客定員:2,376人/乗組員数:1,069️人

全長:294メートル/全幅:38メートル

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