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HAL、鮮魚プログラムで森本シェフを起用

2023.09.21
外国客船

ホーランド・アメリカ・ライン(HAL)は20日、港で仕入れた魚を48時間以内に調理し提供する「グローバル・フレッシュ・プログラム」を発表した。全船を対象に展開する同プログラムでは、世界60港のネットワークを活用して、80種類以上の鮮魚を仕入れる。同社は「フレッシュ・フィッシュ・アンバサダー」に森本正治シェフを任命、ポップアップ・レストランもオープンする。

 

同プログラムでは各地域の新鮮な魚介類や食材を提供し、寄港地にちなんだメニューや地元料理を用意する。森本シェフのメニューと、HALのダイニングで提供されるすべてのシーフード料理は、同プログラムに沿って調達、調理される。鮮魚を素材にした日替わりの特別料理や、乗客が釣った魚を船上のシェフが調理するフィッシング・ツアーの拡充も予定している。

 

森本シェフはこの秋から船内のダイニング・ルームで創作メニューを提供。またポップアップ・レストラン「モリモト・バイ・シー」(カバーチャージ1人55ドル)は年明けまでに全船で始まる。森本氏は、米国はじめ世界で人気レストランを展開する有名シェフ。TV番組『料理の鉄人』で3代目「和の哲人」として活躍。米国版の番組『アイアン・シェフ・アメリカ』でも唯一の日本人シェフとして出演した。

 

写真提供:HAL

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