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JTB、MOフジをチャーター、2025年南米ワールドクルーズを発表

2023.11.10
日本客船

JTBと商船三井クルーズは連携協定締結を発表し、その第1弾商品として「JTB チャータークルーズ MITSUI OCEAN FUJI 南米ワールドクルーズ 91日間」を発表した。同社がチャーターするのは2024年12月に商船三井クルーズからデビューするクルーズ船「ミツイ オーシャン フジ」(32,477トン)。2025年1月に横浜を出発して14カ国、19都市へ寄港し、大西洋と太平洋をつなぐパナマ運河も通航するコースだ。特別招待ツアーをイースター島、フォークランド諸島、リオのカーニバル観賞で設定するのが特徴。さらにオーバーランドツアー(別料金)として、マチュピチュ遺跡やウユニ塩湖、南極、パタゴニア、イグアスの滝、アマゾン、ガラパゴス諸島へのツアーも企画する。

 

JTBロイヤルロード事業部の船積靖敬企画販売部長は南米を周遊するコースにしたことについて、「商船三井クルーズの客船事業のルーツは、大阪商船時代の南米航路、移民航路にある。日本を代表する客船『ミツイ オーシャン フジ』の門出となる初のロングクルーズはどこに向かうべきかと議論を重ねた結果、ルーツである南米航路となった。『ミツイ オーシャン フジ』のコロナ禍明けの新たな船出であり、それにふさわしい航路だ」と述べた。

 

船積企画販売部長は加えて「このクルーズでは南米の見どころを一筆書きでゆっくり楽に行ける。寄港地でのクオリティ維持という観点からも、このサイズの船だからこそ実現できる企画だ。『ミツイ オーシャン フジ』は全室スイート客室のラグジュアリー客船。安全・安心に南米の大自然や秘境をめぐれるクルーズとなる」とアピールした。

 

商船三井クルーズの上野友督代表取締役・社長執行役員はこのチャータークルーズについて「JTBは日本最大手の旅行会社であり、寄港地での観光地やツアーについて、さまざまな知見やアイデアをお持ちだ。この南米ワールドクルーズでもそれらが発揮されるだろう」と期待感を述べた。

 

さらに商船三井クルーズの松本士郎営業部長は実施の背景について「かなり早い段階から話をいただいていた。その段階でリオのカーニバルをコースに含みたいという話があり、就航直後の時期のチャータークルーズ実施となった」と明かした。

 

詳細は下記の通り。

 

■商品名:JTB チャータークルーズ MITSUI OCEAN FUJI 南米ワールドクルーズ 91日間

 

■実施客船:ミツイ オーシャン フジ(32,477トン)

 

■クルーズ期間:2025年1月9日(木)~4月 9日(水)

 

■コース
横浜~サイパン~マジェロ~ボラボラ島~パペーテ~イースター島~カヤオ~バルパライソ~(フィヨルド航行)~プンタアレナス~ウシュアイア~(南米最南端・ビーグル水道航行)~ポートスタンリー~ブエノスアイレス~レシフェ~ブリッジタウン~ウィレムスタット~カルタヘナ~パナマ運河通航~プンタレナス~プエルトバヤルタ~ホノルル~横浜

 

■クルーズ代金:
(横浜港発着/2名1室利用の1名分)
620万円(オーシャンビュースイート客室)~2,850 万円(ガーデンスイート客室)

※早期申込割引旅行代金
(横浜港発着/2名1室利用の1名分)
558 万円(オーシャンビュースイート客室)~2,565 万円(ガーデンスイート客室)

※早期申込割引旅行代金は2024年3月31日(日)までに申し込みかつ全額入金した方が対象

 

■販売個所:JTBクルーズ本店/JTB商品取扱店/JTBクルーズ取扱店

 

■JTB 南米ワールドクルーズホームページ:
https://www.jtb.co.jp/cruise/mof/southamerica-worldcruise/

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