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好調続くRCL、今年度60%増益を見込む

2024.04.26
業界

ロイヤル・カリビアン・グループ(RCL)は25日、2024年第1四半期(1月〜3月)の決算を発表した。売上高は前年同期比29%増の37億2800万ドル、純利益3億6400万ドルを計上した。前年同期は純損失4800万ドルだった。調整後EPS(1株当たり利益)は1.77ドル。第2四半期の調整後EPSは2.65〜2.75ドルを見込んでいる。

 

予約数、価格は依然高水準を維持しており、今年度は前年比6割増の利益を予定。直近の予想で9.9〜10.1ドルだった通期の調整後EPSは上方修正し、10.7〜10.9ドルとなる見通し。

 

旺盛な需要により、クルーズ業界の書き入れ時となるウェーブ・シーズン(1月〜3月)は記録的な予約を獲得、クルーズ価格も高水準で推移した。第1四半期の乗客数は約205万人(前年同期比14%増)で、乗船率(ツインベース)は107%と堅調だった。3月末時点の預金残高は60億ドル。

 

RCLはロイヤル・カリビアン・インターナショナル(RCI)、セレブリティ・クルーズ、シルバーシー・クルーズの3ブランドを運営している。

 

写真提供:RCI

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