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フッティルーテンの「フィンマルケン」、改名し5月に船隊復帰
2025.04.14
外国船社
フッティルーテンは11日、「オットー・スヴェルドラップ」(1万5690トン)を5月中旬から元の船名「フィンマルケン」に改名し、同社の船隊に復帰すると発表した。
オットー・スヴェルドラップは2002年の就航当初は「フィンマルケン」と命名されていた。2021年にノルウェーフィヨルドの沿岸航路から、フッティルーテンの当時の探検クルーズ会社HX(旧フッティルーテン・エクスペディションズ)へ移管された際に、「オットー・スヴェルドラップ」に改名されたが。2024年にフッティルーテンに戻っている。
改名の理由は伝統への回帰。フッティルーテンは、ノルウェー沿岸の地名、自然現象、ノルウェー王室、あるいは創業者のリチャード・ウィズにちなんで命名されている。一方、HXは探検家、極地開拓者などにちなんだ船名を使用しているという。
フィンマルケンはハンブルクとホニングスヴォーグを結ぶノースケープ・ラインに引き続き就航する。この航路は、船名の由来となったノルウェーのフィンマルク県で終着となる。
写真:ホニングスヴォーグのフィンマルケン Photo by Espen Mills/Hurtigruten

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