クルーズニュース

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阪急交通社は、ポナンが運航する「ル・ジャックカルティエ」（9,900トン）を2027年3月～4月にチャーターし、訪日外国人（インバウンド）向けに販売する。日本の旅行会社がポナンの客船をインバウンド向けにチャーターするのは初めて。同社は、今後も大きな成長が見込まれるインバウンド市場の開拓に取り組んでいくとしている。

阪急交通社は、日本における新たな観光価値創造に向けてポナンと協働し、インバウンド向けの瀬戸内海を中心としたクルーズに取り組む計画だ。神戸港を起点に瀬戸内海など西日本の景勝地をめぐり、各寄港地では交流を通じてエクスペディション（探検）も体験できる旅として商品化する。現在、寄港地やアクティビティーを調整中で、確定後に海外の旅行会社に向けて販売する。

ポナンは「ラグジュアリーエクスペディション（探検）クルーズ」の代表格。南極や北極など手つかずの大自然が残されている地域を訪ねるほか、各寄港地の豊かな文化・歴史体験ができるクルーズを提供している。