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客船寄港回数3,000回超、過去最多を更新、国交省2025年統計

2026.02.25
業界

2025年の国内港湾へのクルーズ客船の寄港回数が過去最多を更新した。国土交通省港湾局の発表によると、速報値で前年比約1.3 倍の3,117回となり、コロナ前ピーク水準(2018年)の約106パーセントまで増加した。特に外国船社の運航船は2,352回とコロナ前ピーク水準(2017年)の約117パーセントまで増加し、「観光立国推進基本計画」で掲げた2025年目標の2,000回を大きく上回った。プレミアム、ラグジュアリークラスやエクスペディション系の寄港が増えたのも特徴で、これらが全体の約6割を占めた。

 

港別では博多港と横浜港が209回で同列首位となった。第3位は那覇港205 回。外国船社運航船の寄港回数では、第1位が長崎港194 回(前年第3位)、第2位博多港191 回(前年第1位)、第3位那覇港187 回(前年第2位)。日本船社の運航船では、第1位横浜港104 回(前年第2位)、第2位ベラビスタマリーナ95 回(前年第1位)、第3位神戸港43 回(前年第3位)となった。外国客船が寄港する港湾数は93 港にとどまり、目標とする100 港には届かなかった。

 

訪日クルーズ旅客数は、前年比約1.2 倍の176万人となり、コロナ前ピーク水準(2017年)の約70パーセントまで回復したが、2025年目標の250万人には届かなかった。うち日本発クルーズによる訪日クルーズ旅客数(主にフライ&クルーズの訪日客)は、過去最多の18万人で、コロナ前ピーク水準の約2倍まで増加した。こうした客船は全国の港を周遊しており、クルーズ寄港の経済効果が全国に波及していることが伺える。

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