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キュナード、クイーン・メリー2の大規模改装を発表
キュナードは9日、「クイーン・メリー2」(QM2、14万9215トン)の大規模改装を発表した。2027年3月31日、フランスのダーメン・シップリペア・ブレスト造船所でドック入りし、同年5月9日に運航を再開する予定。
QM2はキュナードの旗艦で、サウサンプトンとニューヨークを結ぶ定期大西洋横断航路に就航する世界で唯一の客船。改装には「グリルスイート」客室の新設、ウェルネス施設のアップグレード、ショップエリアの拡充、パブリックスペースの刷新が含まれる。一方、アール・デコ様式のデザインや、大西洋横断の優雅な船旅を象徴する雰囲気はそのまま引き継がれる。
客室については、全体で31室を新たに追加する。「キュナード・プリンセス・グリルスイート」を新たに16室設けるほか、15室は「ブリタニア」カテゴリーの新客室となる。
既存のグリルスイートは全室、インテリアと家具などをリニューアル。全カテゴリーのバスルームを新しいデザインに一新するほか、スパを思わせる上質な設備が加わる。「クイーンズ・グリル」「プリンセス・グリル」両レストランも改装し、これまでと変わらない快適さ、特別感を引き出す。
屋外デッキスペースは拡張し、くつろぎの場所を増やす。クラシックなデッキゲームに加え、パドルテニスやピックルボールなども引き続き楽しめる。
洋上唯一の本格的な犬用ケンネルも改良する。ケンネルの再設計、収容数の拡大、オーナーズ・ラウンジの改装、屋外散歩スペースの拡張などにより、ペット同伴で大西洋を渡る乗客にも、これまで以上に快適な船旅を提供する。
ウェルネス施設「マリール・ウェルネス&ビューティー」は、心身の回復とリフレッシュを目的とした新しい空間に生まれ変わる。ショッピングエリアには高級店舗が新たに加わり、本格的なブティックショッピングが楽しめるようになる。
洋上最大のプラネタリウム「イルミネーションズ」は大規模なアップグレードが施され、より没入感のある最先端の体験を届ける。「ロイヤル・コート・シアター」は引き続きウエストエンドやブロードウェイの演目を上演するほか、著名な文化人を招いた船内講演プログラムも継続する。
デザインは、QM2の元デザイナーの一人、クリス・フィンチが主導。クラシック・ハリウッドの映画的な華やかさと、英国の伝統が持つ洗練さを融合させた。真新しくなった印象を与えつつも、一目でQM2と分かるたたずまいを保っているのが特徴。
キュナードは、著名なイラストレーター、タヌ・ヴァス氏を専属起用し、改装イメージをオーダーメイドのイラストコレクションとして表現した。
提供:キュナード

