和の文化薫る『飛鳥座』クルーズで
日本の本物と和食に酔いしれる週末

 

■夕方からは和服姿で過ごし、スペシャルステージを満喫

 

今回は日本の伝統芸能・文化を楽しむ『飛鳥座』クルーズということで、和服に身を包み、船内で過ごしましょう、と事前に案内があった。2日目の夕方以降、ドレスコードはインフォーマル。アスカプラザには和服姿で記念撮影をする乗客やダイニングのオープン待ちでにぎわっていた。洋装の華やかさとはまた違った、和装が醸し出す凛とした佇まいがいい。ちなみに和服を着た乗客にはディナータイムにダイニングでオリジナルカクテルが1杯プレゼントされた。

和の文化薫る『飛鳥座』クルーズで 日本の本物と和食に酔いしれる週末
アスカプラザで記念撮影の順番待ちをする乗客たち
CRUISE GALLERY
和の文化薫る『飛鳥座』クルーズで 日本の本物と和食に酔いしれる週末
アスカプラザで記念撮影の順番待ちをする乗客たち
和の文化薫る『飛鳥座』クルーズで 日本の本物と和食に酔いしれる週末
和服姿の乗客にプレゼントされたアルコールカクテル(左)とノンアルコールカクテル(右)
和の文化薫る『飛鳥座』クルーズで 日本の本物と和食に酔いしれる週末
石川さゆりさんのファンだという奈良県から参加されたご夫婦。初乗船の飛鳥Ⅱを満喫されていた

 

この日の夜のエンターテインメントショーはお待ちかねの「石川さゆり スペシャルステージ」だ。客室に用意されていたチケットを入口で見せて会場入りする。このチケットも大切な記念になるなと思いながらコンサートが始まるのを待った。

 

ステージが暗転すると、鳥のさえずりや波の音など、南国の楽園を思わせるようなパーカッションの演奏が聞こえてきた。どこか別世界に迷い込んだような感覚に陥ったところで、石川さゆりさんが登場。『天城越え』で幕を開けた。情感をたっぷり込めて歌う姿、心にスッと染みわたる歌声に引きこまれた。しっとりと歌いあげる『ウイスキーが、お好きでしょ』、アップテンポな『転がる石』、『獨り酒』では会場みんなで、石川さんの歌に合わせて手拍子をしながら歌声に耳を傾けた。50周年記念楽曲の『残雪』、そして『津軽海峡・冬景色』など、全8曲を披露。途中、午前中のトークショーで紹介しきれなかった質問にも答えるなど、盛りだくさんのステージだった。

和の文化薫る『飛鳥座』クルーズで 日本の本物と和食に酔いしれる週末
スペシャルステージの様子。迫力ある歌声を間近で聞くことができた
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スペシャルステージの様子。迫力ある歌声を間近で聞くことができた
和の文化薫る『飛鳥座』クルーズで 日本の本物と和食に酔いしれる週末
スペシャルステージを満喫した石川さゆりさんファンの皆さん。「さゆりさんを追いかけていたら飛鳥Ⅱに乗船することに!とっても良い経験ができました」と満足そうな表情で話してくれた
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和の文化薫る『飛鳥座』クルーズで 日本の本物と和食に酔いしれる週末
スペシャルステージを満喫した石川さゆりさんファンの皆さん。「さゆりさんを追いかけていたら飛鳥Ⅱに乗船することに!とっても良い経験ができました」と満足そうな表情で話してくれた

■多彩な美味を堪能できるスペシャルな和食ディナー

 

石川さゆりさんの歌声の余韻に浸りつつ、スペシャルディナーが待つダイニングルームに向かう。この日は、日本料理の名店「賛否両論」の店主・笠原将弘シェフの技とアイデアが光る和食コースだ。席についてまず驚いたのは、笠原シェフの手書きメニューが置かれていたこと。さらにご本人が登場し、自ら料理についての説明もしてくださった。

 

メニューは先付に始まり、揚物、椀物と続く全8品。例えばお造りは紅葉鯛、マグロ、シマアジの3種盛りで、シマアジは石川さゆりさんの故郷、熊本産を用意したそう。皿にはひとくちサイズの酢飯が添えられており、お好みの魚と寿司のようにして食べる、「賛否両論」のスタイルを再現。さらに2種類出された醤油のうち、春菊をすりつぶして作った緑色の春菊醤油と刺身の相性の良さに驚いた。

 

『津軽海峡・冬景色』の舞台である青森のリンゴを混ぜた大根おろしで味わう焼物の「鰆みそ柚庵焼き」、具に生ハムを使った茶碗蒸し、3種類のデザートまで、アイデア満載の和食ディナーを堪能した。

和の文化薫る『飛鳥座』クルーズで 日本の本物と和食に酔いしれる週末
笠原将弘シェフによるスペシャルディナー。日頃、「賛否両論」で供される料理もメニューに組み込まれた
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笠原将弘シェフによるスペシャルディナー。日頃、「賛否両論」で供される料理もメニューに組み込まれた
和の文化薫る『飛鳥座』クルーズで 日本の本物と和食に酔いしれる週末
揚物「穴子山椒揚げ 牛蒡おかき揚げ」。穴子の山椒揚げは煮穴子を中国料理で使う花椒を混ぜた衣で揚げ、しびれるような辛みと鼻に抜ける香りが楽しい
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お造り。刺身に変化を持たすため、口直し的な意味も込め、酢飯を添えている。ワサビは天城で採れたものを使用
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焼物「鰆みそ柚庵焼き」。鰆に味がしみ込んでいて、りんごおろしでさっぱりと味わうのがおすすめ
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デザートはほうじ茶プリン、きなこアイス、柿のマシュマロの3種類
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■『飛鳥座』クルーズだからこそのお楽しみ

 

各バー・ラウンジで味わえる『飛鳥座』クルーズ限定のカクテルも用意されていた。これは事前に船内で石川さゆりさんをイメージしたカクテルのコンペティションが開催され、船長をはじめとするクルーによる味覚審査を経て、グランプリを受賞したカクテルだ。『津軽海峡・冬景色』をイメージしたアルコールカクテルは石川さゆりさんの故郷、熊本の米焼酎をベースに、津軽名物のリンゴジュースを加えたすっきりとした味わい。ノンアルコールカクテルは、石川さゆりさんのデビュー曲『かくれんぼ』のジャケットや歌の内容をイメージ。甘酸っぱい初恋の気持ちをオレンジ、パイナップル、柚子で表現し、全体を飛鳥オリジナルハーブティーでまとめた1杯だ。

和の文化薫る『飛鳥座』クルーズで 日本の本物と和食に酔いしれる週末
石川さゆりさんの楽曲をイメージしたアルコールカクテル(左)とノンアルコールカクテル(右)
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和の文化薫る『飛鳥座』クルーズで 日本の本物と和食に酔いしれる週末
石川さゆりさんの楽曲をイメージしたアルコールカクテル(左)とノンアルコールカクテル(右)

 

ほかにも、船内各所に設置された5つのスタンプをすべて集めると、クルーズ限定のオリジナル一筆箋が手に入るスタンプラリーが行われたり、『飛鳥座』限定グッズが販売されたり、2泊3日では足りないと思ってしまうほど。『飛鳥座』クルーズだからこそ体験できる、味わえる…、そんな楽しみの連続に、日本の伝統や文化にふれる機会に巡り合えた喜びを感じる2泊3日のクルーズ旅だった。

和の文化薫る『飛鳥座』クルーズで 日本の本物と和食に酔いしれる週末
スタンプは石川さん、さ金ちゃん、飛鳥Ⅱがモチーフに
和の文化薫る『飛鳥座』クルーズで 日本の本物と和食に酔いしれる週末
限定グッズの販売もあり、人気を集めていた
和の文化薫る『飛鳥座』クルーズで 日本の本物と和食に酔いしれる週末
帰港に向けてベイブリッジを通過。楽しかった船旅もフィナーレを迎える
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和の文化薫る『飛鳥座』クルーズで 日本の本物と和食に酔いしれる週末
帰港に向けてベイブリッジを通過。楽しかった船旅もフィナーレを迎える

 

【取材メモ】

石川さゆり50周年記念『飛鳥座』クルーズ

日程:2022年11月11日(金)~13日(日)

コース:横浜~(終日航海)~横浜

船名:飛鳥Ⅱ(郵船クルーズ株式会社)

総トン数:5万444トン

乗客定員:872人(最大)/乗組員数:約490人

https://www.asukacruise.co.jp/

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