楽しみつくす!
「クイーン・エリザベス」での過ごし方

楽しみつくす! クイーン・エリザベスでの過ごし方 3

◆ガーデン・ラウンジ

 

英国のキュー・ガーデンにあるグラス・ハウスをイメージしてデザインされた空間。ドーム型のガラス天井のもと、ヤシの木や植物が置かれ、昼は光があふれるサンルームに。冬でも暖かいのでゆったりと読書などができる。一方で、ラグビーやサッカーなど英国で人気の試合がある時はモニターで大観戦会が行われることも。夜は星空を見ながらのんびりと過ごせる。

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◆ロイヤル・スパ&フィットネスセンター

 

アメリカのセレブリティにも愛される「キャニオンランチ・スパ」がエステやマッサージなどの施術を行う。タラソテラピー(海洋療法)の「サーマルスイート」やマシンがそろったジム、美容室などを併設。ドレスアップ度の高いQE、フォーマルの日には美容室も混むので早めに予約を。

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◆パビリオン・プール

 

船首側にあるプールで長さ5メートル。水温は常に27~28度に設定されている。2つのジャクジーや「パビリオン・バー」も併設。周囲にはデッキチェアが並ぶ。後方には「リド・プール」(こちらもジャクジー付き)があり、落ち着いて航跡を眺めたいなら「リド・プール」がおすすめ。

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◆リド・レストラン

 

早朝から深夜まで利用可能なビュッフェ・レストラン。日本周遊クルーズの時は寿司やみそ汁などの日本食も並ぶ。ディナー時はレストランの一部が要予約・有料のテーマ・レストランになる。テーマは南米料理、アジア料理、メキシコ料理など日替わりでウエーターがサービス。

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◆コモドアー・クラブ

 

デッキ10船首にあり、ガラス越しに大海原を眺められるパノラミックなラウンジ。海洋をテーマにしており、「クイーン・メリー2」や「クイーン・ヴィクトリア」のモデルシップ、キュナードの船の絵画も飾られている。入口近くにはQE2から運ばれた鐘も置かれている。ちなみに「コモドアー」とはキュナード・ラインのキャプテンの中から1人だけ選ばれる最高位の称号。ラウンジ中央にあるバーでは名物のマティーニがおすすめ。

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◆チャーチルズシガー・ラウンジ

 

キュナードの顧客でもあったチャーチル元英国首相の名を冠したシガーラウンジ。葉巻を好んだ現役時代の写真が大きく飾られている。キューバ産のシガーが多種そろう。

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◆ザ・ヨット・クラブ

 

日中はイベント、夜はクラブとして使われる。ガラスケースの中に収められているのは、銀で作られたQE2の模型。QE2に設置してあったものでキュナードファンは必見。

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◆クイーンズ・グリル

 

「クイーンズ・グリル」専用のダイニング・ルーム。朝、昼、夜と利用でき、同船最高峰のダイニングとして手厚いサービスと質の高い食事が提供される。「プリンセス・グリル」は反対の右舷側にある。

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◆ザ・グリルズ・ラウンジ

 

「プリンセス・グリル」「クイーンズ・グリル」のグリルクラスの客室乗客が利用できるラウンジ。バーカウンターがあり、ドリンクや夕食前のアペタイザーが出る。前方の外とデッキ12には「ザ・グリルズ・テラス」がある。

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◆ザ・コートヤード

 

「クイーンズ・グリル」と「プリンセス・グリル」の中央にあるパティオ。天気のよい日はここで食事もできる。

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◆ザ・グリルズ・テラス

 

グリル・クラス用の屋外デッキ。デッキ11とデッキ12にありデッキチェアで、静かにくつろぐことができる。

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SHIP DATA
総トン数:9万90トン
全長:294メートル/全幅:32.25メートル
乗客定員:2,081人
船籍:英国領バミューダ
命名者:英国女王エリザベス2世

2018年4月号に掲載
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