【Mighty Crownインタビュー】日本初のミュージッククルーズを
横浜港発着・MSCベリッシマで2023年7月に開催!
延期しても開催したかった「FAR EAST REGGAE CRUISE」の魅力とは?
■豪華、眩しい、デカい! リッチな気分にしてくれるMSCベリッシマ
―― MSCベリッシマは事前に乗ったそうですが、実際に乗ってみてどうですか?
S 「ベリッシマ、すげーな! これをチャーターするのは半端ない。相当楽しいことになるんじゃない」っていうのを再確認できましたね。他のクルーズと乗り比べて。
―― どういうところですか?
T 「自分達が企画している音楽がない状態であんなに楽しかったのに、これに俺らのエンターテイメントが入ったらヤバいな」というのは感じましたね。「忘れられない旅になっちゃうよ」と。
S 第一印象は「船が新しい」って感じたね。2019年にできたばかりなので、車と一緒で新車に乗った気分というか。
T もう、眩しい。スワロフスキーでできた階段が眩しかったもん。あと、「映えスポット」がすごい。
S 入口から華やかな気分にしてくれるっていうのは、そのスワロフスキーの階段もそうだし、とにかく豪華。そして船がデカい。「あぁ、旅に来た!」っていう気分が高まります。
T リッチな気分だね。


――船内のどこで何をしようといったアイデアはありますか?
S 基本的には3カ所でやる予定です。屋外のメインデッキのプールがあるところで特設ステージを組んで、夕方から夜中前くらいにかけてバンドによるアーティストショーをやる。そこで遊び足りない人のために、ショッピングモールで朝までクラブのようなパーティー。もうひとつはスカイラウンジ。子ども禁止の大人向けのオールジャンルのラウンジですね。




――かなり盛りだくさんな内容ですが、案外部屋で過ごす時間がなかったりするのでしょうか。いろいろな客室があるので、選ぶのに迷いそうです。
S おすすめはバルコニーがある部屋。「なんで?」っていうのは、後々わかると思う。自分のバルコニーがあるのとないのとでは全然違うので。
T 自分の部屋から水平線が見えるからね。
――そうですね。一方、若い子とかでお金がネックになっているなら、今回は内側でもいいのかなっていう。
S 全然それもありですね。乗ることにまず意味があるので。でも、余裕があるんだったら、バルコニーをおすすめしたい。もちろん各々に想いがあると思うので、そこは自分達で判断してもらえばいいんだけど、「どの部屋がいい?」って聞かれたら、絶対バルコニーをおすすめします。
――とにかく楽しそうですね! 今日はありがとうございました。
S・T はい、ありがとうございました。


【インタビューを終えて】
コロナ禍で一年延期されたMighty Crownのミュージック・クルーズ。楽しみは後にとっておこう……のように、延期されたことによる失望感よりも、期待感が上回ったのではないだろうか。その間に新たなアーティストが発表され、またコロナ禍の出口が見え、皆オープンマインドになっている。7月には心行くまでクルーズと音楽と楽しめる日々がやってくる。
クルーズの中には、いわば「定番」のものも少なくない。毎年のように同じルートをめぐり、なじみの乗客が乗って……というもの。このミュージック・クルーズはきっとその対極だ。これだけのミュージシャンがこれだけの大型客船に日本から乗って……という企画自体が過去にない。だからこそワクワク感はひとしおだ。Mighty Crownの最初にして最後のクルーズ。それは「伝説のクルーズ」になりそうな気配がする。
(CRUISE編集長・吉田絵里)

【クルーズ概要】
タイトル:Mighty Crown 30th Anniversary -The Final-FAR EAST REGGAE CRUISE
日程:2023年7月15日(土)~7月20 日(木)
客船:MSCベリッシマ(MSCクルーズ)
コース:横浜~済州島(韓国)~鹿児島~横浜
クルーズ代金:188,000円~650,000円
オフィシャルサイト:https://www.fareastreggaecruise.com/