〈日立ポートサービス〉北関東・東北エリアでクルーズをもっと広めたい!

〈日立ポートサービス〉北関東・東北エリアでクルーズをもっと広めたい!
CRUISE STORY
クルーズストーリー
2023.06.27
文=クルーズ編集部

年4回も「にっぽん丸」のチャータークルーズを実施している旅行会社が、北関東にあるのをご存じだろうか。茨城県日立市を拠点にする日立ポートサービスでは、ショートクルーズのほか、小笠原や日本一周クルーズなどを毎年数本、企画・実施している。

 

「チャータークルーズはクルーズを知ってもらうきっかけづくり。一発で終わる『お祭り』じゃダメなんです」と語るのは、同社クルーズ室長の寺門達也さん。

 

地元発着で2泊3日ならクルーズが初めての方でも参加しやすい。一度参加してクルーズの楽しさを知れば、「次はお友達と一緒に」となり、さらにチャーター以外にも参加してくれるようになる。長年にわたる地道な活動が、着実に好循環を生んでいる。「地域のクルーズファンがじわじわ増えてきたことを実感します」。

 

今年企画した日本一周チャータークルーズは、キャンセル待ちが140人も出るほど好評だった。にっぽん丸の特性を生かし、小さな港や離島に寄港する、よく練られた魅力的なコースだ。発着地の大洗港までは、首都圏各地から無料送迎バスも運行するため、千葉県など遠方からの参加者も多いという。

 

チャーター以外の企画にもアイデアが光る。例えば、青森発着クルーズに東北新幹線をつけたオリジナルプランには、青森県・岩手県在住者から申し込みが殺到。茨城空港利用で行く「飛んでクルーズ北海道」も人気商品だ。

 

「『クルーズに行ってみたいけれど、横浜港までは遠くて……』という方は多い。北関東・東北エリアで、もっとクルーズを広めたいんです」。クルーズの魅力を熟知した寺門さんの熱意は、静かに、だが確実に、地域の人たちのもとに届いているようだ。

 

(メイン写真:因島大橋の下をくぐる瞬間は迫力満点 (撮影:中村風詩人)

日立ポートサービスのチャータークルーズで壱岐島に寄港するにっぽん丸(撮影:中村風詩人)
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日立ポートサービスのチャータークルーズで壱岐島に寄港するにっぽん丸(撮影:中村風詩人)
クルーズの魅力を動画で配信
船内の様子や説明会を動画で紹介。「トラベル寺さん」こと寺門室長がポーズとともに登場(!)し、わかりやすく解説。公式チャンネルはYouTube「日立ポートサービス」で検索を
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船内の様子や説明会を動画で紹介。「トラベル寺さん」こと寺門室長がポーズとともに登場(!)し、わかりやすく解説。公式チャンネルはYouTube「日立ポートサービス」で検索を
気分が盛り上がる会報誌
リピーター向け会報誌『CRUISE FUN』を発行(年2回)。にっぽん丸を撮影する中村風詩人さんの写真を見れば、クルーズ気分が盛り上がる!
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リピーター向け会報誌『CRUISE FUN』を発行(年2回)。にっぽん丸を撮影する中村風詩人さんの写真を見れば、クルーズ気分が盛り上がる!
「当社は日立製作所グループの港湾サービス会社「日立埠頭」の旅行部門として、長年、船旅を専門に取り扱っております。楽しい船旅をぜひご一緒いたしましょう!」とクルーズ室長の寺門さん。チャータークルーズでは、特技の南京玉すだれを披露することも
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「当社は日立製作所グループの港湾サービス会社「日立埠頭」の旅行部門として、長年、船旅を専門に取り扱っております。楽しい船旅をぜひご一緒いたしましょう!」とクルーズ室長の寺門さん。チャータークルーズでは、特技の南京玉すだれを披露することも
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